天使が消えた街|MOVIE WALKER PRESS
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天使が消えた街

2015年9月5日公開,101分
R15+
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イタリアで実際に起きた英国人女子留学生殺害事件を「いとしきエブリデイ」のマイケル・ウィンターボトム監督が映画化。狂騒的なメディアの報道合戦の中、事件の闇に切り込む映画監督の姿を描く。出演は「ラッシュ プライドと友情」のダニエル・ブリュール、「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイル、「アンナ・カレーニナ」のカーラ・デルヴィーニュ、「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」のヴァレリオ・マスタンドレア。

予告編・関連動画

天使が消えた街

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

2011年。気鋭の映画監督トーマス・ラング(ダニエル・ブリュール)は、2007年にイタリアの古都シエナで起きた殺人事件の映画化をオファーされ、そのリサーチのためローマに降り立つ。ここ数年、思い通りの映画を撮ることができずにいた彼にとってこの新作プロジェクトは再起のチャンスでもあった。ローマ在住のアメリカ人ジャーナリストで、事件に関するノンフィクションの著者でもあるシモーン・フォード(ケイト・ベッキンセイル)と対面したトーマスは、映画化するならフィクションにすべきだとアドバイスされる。当時、シエナの大学に通うイギリス人留学生エリザベスが、共同フラットの自室で遺体となって発見、まもなく彼女のルームメイトのアメリカ人留学生ジェシカとその恋人のイタリア人青年、そしてエリザベスのバイト先のバー経営者の3人が殺人容疑で逮捕された。だがその後、ジェシカのセクシーな容姿や奔放な振る舞いが脚光を浴び、過熱したメディアは虚実入り混じったスキャンダル報道を連発。すでにジェシカは一審で有罪判決を受け、今まさに世界中が注目する控訴審が始まろうとしていた。シモーンとともにシエナを訪れたトーマスは、想像をはるかに超えたメディアの狂騒に驚きを隠せない。警察や裏社会の事情に通じる謎めいた人気ブロガーのエドゥアルド(ヴァレリオ・マスタンドレア)は、訳知り顔でジェシカは無罪だとトーマスに言い放つ。そんな中、自宅があるロンドンに一時帰国したトーマスは、映画関係者とのミーティングに参加するが、まだ作品の方向性も定まっていない段階で有名女優の起用にばかり興味を示す彼らに違和感を抱く。さらにトーマスはプライベートでも離婚した女優の妻との間で、ひとり娘の親権を巡り揉めていた。その問題から現実逃避するかのように再びイタリアへやってきたトーマスは、エリザベス殺害事件を単なる犯人捜しの再現映画にするのではなく、独自の真実をあぶり出す作品にしたいと考え、ダンテの「神曲」をベースにした3部構成のアイデアを思いつく。だがそれはセンセーショナルな犯罪スリラーを作りたがっているプロダクションの意向に反するものだった。創作上の苦悩に苛まれ、ドラッグに依存するようになったトーマスは、エドゥアルドこそがエリザベス殺しの真犯人ではないかと妄執に囚われていく。そんな彼の心を癒やしたのは、シエナの街のガイド役に雇ったイギリス人大学生メラニー(カーラ・デルヴィーニュ)の存在だった。彼女に娘にも似た愛おしさを感じるようになったトーマスは、懸命に脚本の執筆を続けていく。それは被告のジェシカではなく、何者かによって輝かしい未来を絶たれた被害者エリザベスとその遺族の立場に寄り添った“愛”の物語であった……。

作品データ

原題
THE FACE OF AN ANGEL
映倫区分
R15+
製作年
2014年
製作国
イギリス イタリア スペイン
配給
ブロードメディア・スタジオ
上映時間
101分

[c]ANGEL FACE FILMS LIMITED / BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2014. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.5
  • rikoriko2255

    seapoint

    2.0
    2015/9/19

    現実とトーマスの妄想がミックスされ、本当にあった事件が添えもの感あり。事件に関与している者よりそれを記事にする者、映画に関与する者といった真実そっちのけ。

    トーマスがドラッグしまくりで、肝心の仕事への集中力も欠け、自ら映画頓挫に追い込む。M.ウィンターボトムってこんな映画の描き方してたっけ?

    事件よりシエナという街に魅かれて撮影した?街の明かりが柔らかい。トスカーナ地方は車での移動がbetterだね。
    ラストのうらぶれた雰囲気の場所もシエナと対比しているけれど悪くない。
    シエナに重なるようなしっとりとした雰囲気のK.ベッキンセールよりみずみずしいC.デルヴィーニュのあどけなさがcute。現実は令嬢かぁ…

    それよりD.ブリュール、ちょっとメタボ。

    そして本事件も二転三転の顛末、なんか適当でない?

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  • rikoriko2255

    3.0
    2015/9/9

    コレは事件の内容を辿ったり、真相に迫る映画じゃなくてそのスキャンダラスな事件に群がるマスコミや大衆のから騒ぎを見つめた映画だから、すっきりはしないのよね。
    勿論、今も謎に包まれているし。
    この判決の後にも2転しているし。

    トーマスが途中訴える。マスコミの報道が世論を誘導して混乱させて邪魔しているんじゃないかって。
    本当にそんな感じ。
    犯人じゃないなら勿論助けてあげなきゃいけないし、真犯人を見つけないといけない。
    そうじゃ無きゃエリザベスの家族が可哀想過ぎる。

    被害者の娘、容疑者の娘、街で出会った娘メラニーそしてトーマスの愛娘。
    皆誰かの大切な娘で、皆天使だ。
    変わらないのに。残酷だわ・・

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    ネタバレあり
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