ローマに消えた男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ローマに消えた男
ローマに消えた男
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ローマに消えた男

2015年11月14日公開、94分
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「グレート・ビューティー 追憶のローマ」のトニ・セルヴィッロが一人二役を演じる政治ドラマ。突然失踪した政治家の替え玉となった男が、たちまちメディアや大衆を魅了していく。監督・脚本・原作は「そして、デブノーの森へ」のロベルト・アンドー。共演は「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」のヴァレリオ・マスタンドレア、ミケーラ・チェスコン、「華麗なるアリバイ」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、「イル・ポスティーノ」のアンナ・ボナイウート。イタリア映画祭2014にて「自由に乾杯」のタイトルで上映。

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ストーリー

イタリア最大野党を率いるエンリコ・オリヴェーリ(トニ・セルヴィッロ)が就任して数年。最新の世論調査では党の支持率は低迷し、イタリア統一選挙を前に彼は政治家としてキャリア最大の危機に直面していた。党の全国大会で、壇上に上がったエンリコに客席の中年女性から「お前が党をダメにした」と猛烈な罵声が飛ぶ。その翌日、エンリコは、妻アンナ(ミケーラ・チェスコン)や腹心の部下アンドレア(ヴァレリオ・マスタンドレア)にも何も告げず、突然ローマから失踪する。アンナとアンドレアが知恵を絞った末の解決策は、エンリコの双子の兄弟ジョヴァンニ・エルナーニ(トニ・セルヴィッロ)だった。哲学の教授であるジョヴァンニは、長らくエンリコとは疎遠の仲で、心の病の治療を終えて施設を退院したばかり。しかし、ジョヴァンニの弁舌の巧みさに驚いたアンドレアは、彼をエンリコに仕立てる"替え玉作戦"を決意する。その作戦は大当たりだった。アンドレアの不安をよそに、書記長の行事をひょうひょうとこなすジョヴァンニ。やがて彼は、機知とユーモアに富んだ言葉を巧みに駆使し、たちまちメディアや大衆を魅了、党の支持率を急回復させていくのであった。その頃、ローマから失踪したエンリコは、パリに住む元恋人のダニエル(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)のもとに事情を隠したまま身を寄せていた。映画のスクリプターをしているダニエルの仕事先に同行したエンリコは、病気で倒れた小道具係の代役として撮影現場で働き始める。書記長としてのプレッシャーから解放され、これまでの人生と今の自分を見つめ直したエンリコは、少しずつ心の平穏を取り戻していくのだった。一方、ローマではジョヴァンニがますます党のリーダーとしてカリスマ的な風格を漂わせていた。しがらみに一切囚われずに社会や政治の正しいありようを説くジョヴァンニの人柄に、アンドレアもすっかり心酔していた。そんなある日、数万人の市民が集結した屋外の大集会でステージに立ったジョヴァンニは、あらゆる聴衆の心を揺さぶる情熱的なスピーチを披露。来たる選挙での党の大勝利を決定づけるが……。

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予告編

2015/8/27(木)更新

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作品データ

原題
VIVA LA LIBERTA
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
イタリア フランス
配給
レスペ トランスフォーマー
初公開日
2015年11月14日
上映時間
94分
製作会社
BiBi Film, Rai Cinema, Ministero per i Beni e le Attivita Culturali (MiBAC)

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