ロレンツァ・イッツォ
ジャスティン
『ホステル』シリーズなど、過激な描写で人気を博すイーライ・ロス監督が、これまでに何度も映画化されてきた、人を食べる習慣を持つ“食人族”をモチーフにしたホラー。環境保護活動のため、アマゾンを訪れるも、帰路の飛行機が墜落。食人族の居住区に入り込んでしまった学生たちが体験する恐怖を鮮烈な描写で映しだす。
※結末の記載を含むものもあります。
環境保護を訴える学生グループが、アマゾンの森林伐採の不正を暴こうと現地を訪れる。だが、その過激な活動が問題視され、強制送還に。さらに彼らを乗せた飛行機がエンジントラブルで熱帯雨林に墜落。生き残った学生たちは助けを求めるが、そこにいたのは人間を食べる習慣を持つ食人族で、彼らはひとり、またひとりと餌食になっていく。
ジャスティン
アレハンドロ
Jonah
エイミー
ケイシー
サマンサ
ラース
監督、脚本、製作
脚本
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作
製作
音楽
撮影
編集
キャスティング
[c]2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly Entertainment Inc. [c]キネマ旬報社
【賛否両論チェック】
賛:〝人肉を喰らう”部族に捕まり、文字通り〝食材”となった主人公達の惨劇を、ケレン味たっぷりの超残虐描写満載で描かれる。一方で意外にも、主人公を取り巻く人間模様も、しっかりと描かれている。
否:前半は予想に反し、かなり物静かなので退屈するかも。グロシーンが尋常じゃないくらい多いので、苦手な人は絶対に無理。
R-18がつくくらいなので、描写は文字通り死ぬほどグロいです。イメージでいうと、「死霊のはらわた」や「悪魔のいけにえ」に匹敵するような感じです。先住民の老婆や子供達が普通に料理をしていて、その材料が牛肉や豚肉だったら何でもないようなシーンなのに、まだ原型が残る人肉であるだけで、一気に不気味でグロテスクなシーンになってしまうから、不思議です(笑)。
一方で、
「スプラッター映画だから・・・」
と油断していると、主人公を取り巻く人間達の葛藤や裏切り等、意外なところでしっかりとした人間模様が描かれているのも、案外良かったりします。
とはいえ、メチャメチャグロいことに変わりはありません(笑)。怖いもの見たさで観てみるのがオススメですが、是非覚悟してご覧下さいませ。
ま、期待している人にとっては予想通りの展開と内容といえるかも。
久しぶりに80年ぽい映画を観た感じ。
役者連中はなんか自主映画あがりのような初々しさを残してるし、食人族の方たちもなんだか適当にメイクしたように綺麗だし、全体的に設定も整いすぎていてリアルな雰囲気が感じられない。
要するに作り物感が拭えない映像に冷めてしまう。
特に劇場で覧るほどの作品ではないかと思われます。