蜃気楼の舟:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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蜃気楼の舟
蜃気楼の舟

蜃気楼の舟

2016年1月30日公開,99分
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ホームレスの老人たちから生活保護費を搾取する仕事に従事していた男が、幼い頃に別れた父親との再会をきっかけに、揺れ動いてゆく姿を綴ったドラマ。引き籠りの青年を描いた「今、僕は」が高評価を受けた竹馬靖具監督の第2作。出演は「朱花の月」の小水たいが、連続テレビ小説『まれ』の田中泯。坂本龍一がテーマ曲を手掛けている。

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ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

東京近郊に住むその男は、都会からホームレスの老人たちを連れ去り、“囲い屋”と呼ばれる簡易宿泊所に住まわせ、生活保護費をかすめ取る仕事をしていた。まるで豚小屋のようなところにすし詰めにされ、家畜のように扱われる老人たち。母親を亡くし、父親に捨てられた過去を持つ男は、良心の呵責を感じることなく淡々と作業をこなす。そんな日々が過ぎて行く一方で、その日常とは別にもう一つの世界が存在していた。冷たく静寂に満ちた幻想空間を得体のしれない引力に導かれ、彷徨い歩く男。それは、果たして彼の夢なのか?それとも記憶の残像が見せる幻なのか……?男を照らす2つの世界。ある日、男はいつものように東京から囲われてきた老人の中に、見覚えのある顔を発見する。その老人は、男が小さい頃に行方不明になった父親だった。父との再会により、初めて男の心は揺れ始める。その揺れは、彼の日常ともう一つの世界とが交わるきっかけとなる。導かれるように父を連れて囲い屋を出た男は、自身の欠落を問うために車を走らせる。2つの世界の間を揺れ動くドライブの中で、父と訪れた廃墟には母親の幻影が彷徨っていた。そして、現実と幻想の狭間を航海する一艘の舟が意味するものとは……?

作品データ

製作年
2015年
製作国
日本
配給
アップリンク
上映時間
99分
製作会社
chiyuw

[c]キネマ旬報社

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