リリーのすべて|MOVIE WALKER PRESS
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リリーのすべて

2016年3月18日公開,120分
R15+
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1930年代に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話を描く人間ドラマ。自分の内側に潜んでいた女性の存在に気付き苦悩する主人公と、変わっていく夫に困惑する妻の姿が描かれる。『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが主人公のアイナーを演じる。

予告編・関連動画

リリーのすべて

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

風景画家のアイナーは肖像画家の妻ゲルダと充実した毎日を過ごしていた。ところがある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたアイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気付く。以来、リリーという名の女性として過ごすようになり、心と体が一致しない事に困惑し、ゲルダも夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うようになる。

作品データ

原題
THE DANISH GIRL
映倫区分
R15+
製作年
2015年
製作国
イギリス ドイツ アメリカ
配給
東宝東和
上映時間
120分

[c]2015 Universal Studios. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.9
  • rikoriko2255

    みるみる

    3.0
    2020/4/30

    リリーとゲルダの夫婦愛が少しずつ壊れていくのがとても辛かった。お互いに愛してはいるけれど妻は夫を失っていき、夫は生まれ変わり視野が広がっていく。妻にとっては性を超えた愛情とか綺麗事ではなく受け入れがたい現実だったであろうと思う。「あなたが結婚する夢を見た」と言うゲルダは可哀そうだった。それゆえに一回目の手術を受けるために汽車に乗るシーンはひたすらに辛い。 リリーが手術に成功していたらどんな人生を歩んだのか。幸せになれたのかな、結婚できたかな、親になることはできたんだろうか。その時ゲルダはなんと言うのだろうか。その後の事まで考えてしまった。 エディ・レッドメインの演技は素晴らしいですね。女装ではなく女性になっていく様子は必見です。アンバー・ハードが出てましたね。私は好きですよ。そして先生はセバスチャン・コッホ。私も彼のような夫が欲しい。素敵でした。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2018/8/31

    原作は世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベを題材とした、デヴィッド・エバーショフによる小説「The Danish Girl」。舞台はデンマーク。風景画家の夫アイナーと肖像画家の妻ゲルダ。女性モデルの絵の代役をアイナーが務めたことから、アイナーは自身の中にあった女性としての存在を感じ始める。それ以来リリーという女性として生活することが増えていき、次第に身体と心の不一致に悩む。そんな夫を見て悩むゲルダだったが、アイナーが本当にリリーになること、リリーなことを理解してからは、ゲルダは支え続けた。原作は伝記としての側面が強いようだが(未読)この映画では主人公はリリーではなくゲルダだと感じた。今でこそトランスジェンダーへの理解は昔よりよっぽど深まったが、それでも、自分の配偶者がその状況になった時に本当に理解を示し、支えられるのかと問われたら多くの人がたじろぐのは容易に想像できる。リリーも勿論辛かったと思うが、周りの人も十分辛いだろう。勿論、大切なことを教えてくれる面もあるだろうし、本当に支えられない人は去るだろうから残っている人は自分の意志で支えることを覚悟したんだろうが。最後の手術後の顔が死人のように蒼白だ、と思っていたら本当に死んでしまった。アイナーはリリーとして生まれることは出来た。けれど人生を歩むことは出来なかった。リリーは世界初の性別適合手術を受けて現代に大きな進歩をもたらしてくれたが、そこには真の愛を見せてくれたゲルダがいなかったら成立しなかったことがよくわかった。この構図は普遍的なものだ。女性は本当に、強い。

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  • rikoriko2255

    Hankus Q

    4.0
    2016/4/3

    予告編を観たとき、これは好みの映画ではないと見ない予定だった。でも、監督があの「英国王のスピーチ」のトム・フーパーということで興味を持ち観に行ってきた。 1930年代に性同一障害の夫が性別適合手術を受けようとする勇気に驚くし、手術を受けてなおそれを理解し愛する妻の気持がすばらしく、すごいなあ!と自分にはできないと思う夫婦に感動した。 この監督は実話の映画化に実力を発揮する人なんだろうなと好きになった。

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  • rikoriko2255

    YO99

    4.0
    2016/3/30

    カミさんのお供で観賞。確かにアリシアさんの存在が光っていました。リリーの最後まで、ゲルダ自身の最後まで、真の、最良のパートナーで在り続けた凛々しさを熱演しています。 いろいろな条件で位置づけられ思い込まされ信じ込んでいる「自分の形式的で形骸的な性=シスジェンダー」。自己の性意識が、ある時からその枠・境界におさまりきらなくなり葛藤し境を越えようとする「自分の本質的で意識的な性を求めるトランスジェンダー」と、簡単には括りきれない深みのある作品です。もっとも大きなポイントは、接している人との気持ち、特に「愛」の容。本作では愛を壁として且つ推進力として巧みに描いています。 ホモやバイよりもトランスが異形視され、医科学技術も発達していない厳しい時代に、命がけで心身同一化の自己実現を進めた「リリー・エルベ」の伝記ヒューマンドラマです。 すべての人に「女・男・真性別」を問いかける重厚な作品です。 ただ、個人的には「エディさんじゃなかも」でした。

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  • rikoriko2255

    Sibyl

    5.0
    2016/3/29

    現代の世の中でさえ「トランスジェンダー」とかそういうことに対して眉をひそめる人がいるのに、半世紀前の当時どれほど辛かったことか…。奇異の目で見られ、異常者扱いされ。それでも「本当の自分」になることを選んだリリー。そして、それを受け入れ支え続けた奥さんの強さと深い愛情。二人の絆。 ラストは涙が止まりませんでした。。 この難しい役を見事に演じ切ったエディ・レッドメインも本当に素晴らしいです。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2016/3/27

    リリーことアイナーが女性らしくなるにつれ、ゲルダは心の芯が強くなる。 昔からその傾向があっても結婚し、しかも彼らはとても仲が良い。本当の自我の目覚めは何かしらのきっかけで起こってしまうのだな。 アイナーは性の葛藤よりどう女性として生きていくか。順風なアーティスト活動より自分のこれからの道を考えるだけで精一杯。時代が時代である。情報もないし、こういうことには閉鎖だった。 ゲルダの献身ぶりが痛いほどだ。自分も売れてきたっていうのに、病院にはすぐ駆けつける。 リリーになる=アイナー消滅。リリーになった時、自分の人生を生きるし、あなたもそうしてとゲルダに言うセリフはあまりにも酷である。 身勝手と思ってしまうのは私だけか。 急ぎ過ぎた行為があのような結果に。初めて性別適合手術を行った人だが、初めて成功した人とは言い難い。手術して、他人と変わらない生活を何年も送って、初めて成功と言える。 社交場でのリリーのはぎこちなさゆえの初々しい美しさ。デパートで香水を売る(当時)女性の職業での嬉々とした顔。E.レッドメインは柔な役は十八番になりそう。 終盤は暗い病院内。妙に顔だけが白塗り感で、不調な姿というより、違和感あり。A.ヴィキャンデルのオスカーは観てなるほど。声がハスキーなのでゲルダの強さがよく表れされる。 E.レッドメインが着用する襟の高いワイシャツもばっちりきまっていて、そして風景やラストの音楽もキレーキレーしている映画であるのに逆に物足りさなも。観客は女性ターゲット。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    4.0
    2016/3/21

    現在でもまだまだタブー視されがちなジェンダーの問題。 もう何年か前であれば大きな映画館で上映されることはありえなかったテーマだけれど、見ておいて損のない作品だとは思った。 オスカーに輝いたアリシア・ヴィキャンデルの演技はエディ・レッドメインの力演あってこそのものだと感じた。

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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2016/3/19

    すごくせつないストーリー。 今でこそ、世間で受け入れられ始めて、とは言うものの、 まだまだつらい境遇のトランスジェンダー。 1930年という時代に、そんな境遇は想像ができないくらい 苦しんだことでしょう。 そういう意味では、リリー本人の苦しみはもちろんのこと、 妻ゲルダの苦しみも想像を絶するものだったと思います。 2人の愛は男女、夫婦の愛を超えて、 人間としての愛で結ばれたことに、感動を与えられました。 エディ・レッドメインの出演作品ごとに 演技力がますますついていく様に脱帽し、 アリシア・ヴィキャンデルの揺れ動く妻の心境を 切なく演じた演技力にも脱帽しました。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2016/3/15

    ふとしたキッカケで、あぁ自分ってこうだったんだって気づく事がある 人間の潜在意識と言うか、たぶん生まれた時からあったであろう事って不思議だ 人間って神秘的で、なんて奥深いことか… だからこそ生きてられる 自分の中の女性の存在に気づいたアイナー その存在は大きくなっていく 世間の批判はこの時代とても大きかったことだろう 妻ゲルダの性別を超えた愛 海より深い、すべてを超越した愛 世間の批判など大海の一粒の塩のよう リリーが自分を信じて生きていけた… 素晴らしいゲルダの深い愛 彼女の言葉は涙を止められない

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  • rikoriko2255

    4.0
    2016/3/9

    リリーの美しさ切なさを演じきったEddie Redmayneに脱帽ですが、ジャパンプレミアで鑑賞してみてAlicia Vikanderの助演女優賞に納得です。 彼女の奔放さ、無邪気さ、戸惑い、愛。素晴らしかった! 前例が無くても、本来の自分になりたいと願ったリリー。 この二人の勇気ある行動は、今、同じ悩みを持った人たちがの大きな力になっているのでしょうね。 彼ら、彼女らは、それまでの時代にも居たのかもしれないけど、きっと、凄く生き辛かった筈。 周囲に非難されても、進歩的な治療チャレンジした博士も素晴らしいですね。 永遠に続く愛・・に懐疑的な私ですが、ゲルダの愛は素晴らしかったです。

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