哀れな金持男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
哀れな金持男
哀れな金持男
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哀れな金持男

1918年公開
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エレイン・スターンの原作を、「紐育の丑満時」「ブカナンの妻」などを監督したチャールズ・ブレイビンが監督したもので、フランシス・X・ブッシュマンと、夫人のビヴァリー・ベインの共演。「女は知らず」のスチュアート・ホームズが悪役を演じている。

ストーリー

ヴァンタイン・カーター(フランシス・X・ブッシュマン)は金持ちの息子であるが怠け者で、正午にやっと目を覚ますと、それから一しきり拳闘の稽古をして、夕方になると社交界に出るのが毎日の日課なのである。父親カーターもこれには困り果てて、また甥のテディ(スチュアート・ホームズ)が巧みにとりいってくるので一計を案じ、息子と甥とどちらが「もの」になるか試みようとする。カーターは狩猟の旅行に出て、数日後、弁護士を通して自分が死亡したとヴァンタインとテディに知らせる。遺言状によると、カーター家の田舎の邸をもってヴァンタインが金を儲けることができたら、全財産を彼に渡す。もし失敗すれば、テディに渡すというのである。ヴァンタインはその田舎の邸を検分するが、鶏や家畜と一緒に暮らしている浮浪者がいるので厄介だとは思ったが、そこで出会ったアリゾナ・ブラウン(ビヴァリー・ベイン)という西部の娘に心惹かれ、その邸をホテルにして金持ち連中をお客にした。ホテルの売上はなかなか良かったが、これを妬んでテディはある女優から悪智恵をつけられ、ホテルを荒らしにやって来る。テディは客の宝石を盗み、厨房の従業員たちにストライキをさせる。しかし、例の弁護士はこれらをすべて監視していて、父のカーターの帰宅とともにテディの面の皮が剥がれたのだった。

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作品データ

原題
The Poor Rich Man
製作年
1918年
製作国
アメリカ
配給
国活輸入
初公開日
1918年
製作会社
メトロ映画


[c]キネマ旬報社