鉄血士官校:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鉄血士官校
鉄血士官校
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鉄血士官校

1932年公開
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「砂漠の生霊」「嵐」と同じくウィリアム・ワイラーが監督する絵以外。「ボルネオの東」のデール・ヴァン・エヴァリーがジョージ・グリーンと共力して組み立てた物語からトム・ダッキンガムが脚色し、チャールズ・ステュマーが撮影した。出演者の顔ぶれは「喧嘩商会」のトム・ブラウンを始め「特集社会面」「リリオム」のH・B・ワーナー、「ラスカ」のスリム・サマーヴァル、シドニー・トーラー、ラッセル・ホプトンである。

ストーリー

ホワートン少佐とホワイト大尉は宿無し少年のトムと助けたが、彼は立派な勲章を持っていることからこれが戦地で行方不明となったブラウン軍医の息であることを知った。トムはやがて彼らによって陸軍士官学校へあげてもらう。しかし少年時代さんざん人々から苛められたトムはひねくれていて学友との折り合いはよくなかった。学校の校規さえも無視することもあった。だが、それも一年、二年とたつうち段々と矯正されて来て遂には模範的な学生となり、親しい学友もできるようになった。ある時、行方不明だったブラウン医師が悠然とやって来てスリムの経営する料理店威姿を現した。彼の告白によれば戦場から消えたのは恐怖心から逃走したためであった。ブラウンは我子のトムに一目会いたかった。そこで彼はトムを以前から可愛がっていたスリムに頼み休暇で帰って来たトムに会わせて貰った。トムにはもちろん父親であることは打ち明けない。帰校と同時にトムは特務曹長に昇進した。いよいよ卒業式が近づいて最後の演習が行われることになった。それを見にブラウン医師が訪れた時トムは父親とは知らずに例の自慢の勲章を見せる。ブラウンは耐えられなくなって自分が父であることを打ち明ける。はじめて永い間会いたがっていた父に会えた嬉しさからトムは取るものも取り合えずブラウンを町のホテルへ連れて行った。そして父のそばにいたい一心から学業までも放棄しようとしたが、子供の将来を思うブラウンはトムが再び学校に帰った留守、蔭ながら別れを告げて何処ともなく立ち去るのであった。

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作品データ

原題
Tom Brown of Culver
製作年
1932年
製作国
アメリカ
初公開日
1932年
製作会社
ユニヴァーサル


[c]キネマ旬報社