夏美のホタル|MOVIE WALKER PRESS
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夏美のホタル

2016年6月11日公開,108分
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『ふしぎな岬の物語』の原作者・森沢明夫の小説を、有村架純主演で映画化した人間ドラマ。将来や恋人との関係に不安を抱く少女が、見知らぬ土地で出会った人々とのふれあいを通して、亡き父親の思いを受け止め、成長していく姿を描く。監督は様々なジャンルの作品を手がけ、人物描写に定評のある廣木隆一。

予告編・関連動画

夏美のホタル

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

写真家になる将来の夢と恋人との関係に悩み、父の形見のバイクで思い出の森へ向かった夏美。そこで、小さな商店を営む地蔵さんとヤスばあさんの親子と出会い、居候させてもらう事に。釣りをしたり、近所の子供たちと遊んだりという穏やかな日々を過ごしていた夏美は、地蔵さんが別れた家族との関係に長い間苦しんでいる事を知る。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
日本
配給
イオンエンターテイメント
上映時間
108分

[c]2016「夏美のホタル」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.1
  • えこう

    4
    2016/11/5

    6月に公開になった作品でしたが、
    なかなか近隣の劇場では公開されず半ばあきらめていましたが
    三田にてついに10月15日より1週間限定で公開になりました。
     
    有村扮する写真家志望の夏美。
    うまくいかず現実から逃げだすように父の形見のバイクに乗って、
    かって一緒にホタルを見た森へと向かいます。

    夏美は途中、小さな商店に立ち寄ります。
    店を営む通称地蔵さんとヤスばあさんの親子の好意で
    そこでひと夏を過ごすことになります。

    自然の中で写真を撮り続ける夏美。
    自分を追いかけてきた慎吾との再会やさまざまな人との出会いを

    通じて、自分の過去と未来に向きあっていきます。
    彼女が偶然に出会った年老いた母子とひと夏を過ごすうちに
    少しだけ成長する物語

    近所に住む仏師を演じた小林薫との会話も
    有村の普段の会話を見ているようでした。

    大きな展開があるわけではありませんが
    ほろりとさせられました

    ヤスさんのような人が村にあったらいいですね

    バイク姿とか カスミちゃん かっこよかったなあ

    日本の日本らしい映画
    気持ちよくなってしまいました。

    ある日、突然 地蔵さんが病で倒れてしまいます。
    そんな時、別れた息子たちに連絡してあげようと
    します。

    ほんとに夏美の諦めない姿勢と想いに
    胸を打たれたし、息子が病室にひょっこり顔を
    出し長い時を経て対面するシーンには
    涙がこぼれおちました。

    ほんとに今は別れていても親子の絆って素敵です。

    ハガキ・・・ 葉っぱに言葉を文を書いて病室の地蔵さんに渡すシーンなんか
    素敵なシーンでした。

    あまりにも静かな展開で少し眠くなってしまいました。

    小林薫さんの存在感は引き立ってやっぱりすごいわあ。
    これからも注目したい俳優のおひとりでしょうね。

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  • ツーサンハント

    2
    2016/6/21

    リメイク版セーラー服と・・・・も、そうでしたけど全編ハンディカメラずーっと微妙に揺れているのが生理的に無理。画は凄くキレイなのに。
    おとうさん的立場から言わしてもらえば、学生の身でけっこう良い所に同棲。共感出来ず。
    しんごの優柔不断の性格もダメ。夏美が好きになるタイプには思えない。夏美も寂しがりなのに意地張り。
    恵三さん・・・お酒を控えたらもう少し生きれたかも・・・偶然に思えた出会いは必然だった。

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  • 門倉カド

    4
    2016/6/21

    【賛否両論チェック】
    賛:それぞれが事情を抱えながらも、家族を想って生きている姿が胸を打つ。そんな人々の生き様に触れ、自分の亡き父の本当の愛情を知って、成長していく主人公の姿も印象に残る。遠くから主人公達を見守るような視点が多いのも、特徴的でありステキ。
    否:展開はかなり淡々としていて、無音で長いシーンも多いので、興味を惹かれないと眠くなること必至。

     夢に疲れ、岐路に立たされた主人公が、ふと訪れた父との思い出の地で、思いがけず父の本当の愛情を知り、一回りも二回りも成長していく姿が、静かで穏やかに、それでいてしっかりと描かれていくのが印象に残ります。夏美が出逢う恵三や雲月、そしてヤスエと、それぞれが皆自分の家族への複雑な事情を抱えながら、それでもなお家族の幸せを想って生きている姿に、改めて〝親の愛”の強さを感じさせられるようです。「3つの恵み」の話なんかは、思わずグッときます。
     それに加えて、職人気質の雲月の叱咤激励や、夏美のために夢を諦めようとしている慎吾と、自身の夢に悩む夏美との関わり合いを通して、「夢を叶えるまで持ち続けることの難しさ」や、「大切な人を守るために何かを犠牲にすることの厳しさ」といったものも、観ている者の胸に問いかけてきます。そんな中でも、恵三が語る
    「幸せじゃないか。家族のために働けるなんて。」
    という言葉に、全てが集約されているような気がします。
     そしてこの作品では、主人公達の間で紡がれる人間模様を、わざと遠くから長尺で観るような視点が、随所に見られます。それはさながら、まるでホタルが飛び交う様子を、静かに遠くから見守っているような感覚を与えてくれます。
     展開はかなり静かで淡々としているので、人によっては眠くなるかも知れませんが(笑)、大自然の中での心温まる人間ドラマを、是非ご覧になってみて下さい。

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