鉄青年:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鉄青年
鉄青年
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鉄青年

1931年公開
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「西部戦線異状なし」「泥人形」のルウ・ルー・エイヤース主演映画で、W・R・バーネット作の小説に基づいてフランシス・エドワーヅ・ファラゴーが台本及び台詞を執筆、「法の外(1930)」「ザンジバルの西」のトッド・ブラウニングが監督、「悪漢の唄」「有頂天時代(1930)」のパーシー・ヒルバーンが撮影した。相手役はジーン・ハーロウ、「脱走兵物語」のロバート・アームストロングで、「ハリウッド盛衰記」のジョン・ミルジャンをはじめ、エドワード・ディロン、マイク・ドンリン、ネッド・スパークス、メアリー・ドーラン等が助演している。

ストーリー

ライト級拳闘選手のキッド・メイスンは妻のローズを愛していたが、ローズは虚栄心の強い女で良人からはお金をもらうことだけに興味を持ち、少しも愛してはいなかった。キッドはシカゴで試合をして負けた時、彼女はキッドを置き去りにしてハリウッドに行ってしまった。キッドのマネジャーのリーガンと練習教師のマクニールは敗北の原因が彼らのコーチに背いたことにあるのをもってキッドを責め、キッドには深く好意を持ちながらもリーガンは喧嘩別れをしてしまった。妻に置き去りにされて悲観したキッドはリーガンに泣きついて再びマネジャーになってもらった。そして猛練習の結果、1試合にみごとに勝った。勝報を得たローズは金をしぼろうとシカゴに帰り、虚病を使ってキッドの同情を得て再び一緒になった。その後キッドは精進の結果ライト級選手権保持者マイク・シェーイを倒して選手権を得た。急に名をあげたのと富を獲たのとでキッドは慢心し、ローズに乞われるままにパーム・ビーチへ遊びに行った。それを憤慨したリーガンはキッドを捨てオキーフという選手を守りたてようとしていたが、帰って来たキッドの願いを入れて彼のもとに止まることを承諾した。ローズはあるナイトクラブを経営しているリュイスという男と懇ろになり、誘われてそのレヴューに出演することとなった。ローズ初出演の夜リーガンはリュイスと衝突し、ローズとリュイスとの関係を風刺したので、誤解したキッドはリーガンと争ったそのためリーガンとマクニールはキッドを去ってオキーフのもとに走った。キッドのマネージャーにはリュイスがなって、彼を練習キャンプに遣って、ローズと同棲していた。キッドとオキーフとの試合の日が来た。欺かれているのを知らぬキッドを気の毒に思ったリーガンはキッドの脱衣場に来てみて、レノ氏在のリュイス夫人から手紙が来ているのを発見し、そっとポケットに隠した。それをリュイスが認めたので手紙はついにキッドの披見するところとなった。初めて真相を知ったキッドはリュイスを殴り倒したが、彼の心の平静は失われ、オキーフにノック・アウトされた。

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作品データ

原題
The Iron Man
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社
初公開日
1931年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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