手紙は憶えている|MOVIE WALKER PRESS
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手紙は憶えている

2016年10月28日公開,95分
PG12
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名匠アトム・エゴヤン監督によるサスペンス。記憶も曖昧な90歳の老人が、第2次大戦の時に大切な家族を奪ったナチスの兵士を捜し、復讐を果たそうとする姿が描かれる。『人生はビギナーズ』で史上最高齢でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマーが主人公を演じるほか、数々の賞に輝く名優たちが脇を固める。

予告編・関連動画

手紙は憶えている

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

最愛の妻が死んだ事も覚えていられないほど物忘れが激しくなった90歳のゼヴ。妻の葬儀の日、ゼヴは友人のマックスから1通の手紙を受け取る。そこには2人がアウシュヴィッツ強制収容所の生存者で、家族をナチスの兵士に殺されたという事が書かれていた。その兵士は身分を偽り、いまも生き延びており、ゼヴはたったひとりでの復讐を誓う。

作品データ

原題
REMEMBER
映倫区分
PG12
製作年
2015年
製作国
カナダ=ドイツ
配給
アスミック・エース
上映時間
95分

[c]2014, Remember Productions Inc. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    みるみる

    4.0
    2020/11/2

    これは観てよかった。人にも薦めたい。
    ナチスによる非人道的な行為は今もまだ双方の当事者達を苦しめていても、映画内でいう「生き残り」の高齢者が減っていくのも事実。違う意味では唯一の原爆被害国の日本でも同じ状況なのです。
    90歳の認知症状があるゼウは忘れたり思い出したりを繰り返しながらマックスの手紙に沿って真実に向かっていきます。おぼつかない足取りと衰える記憶力。機転の利く行動と見事なピアノの腕前。それは老いていくという事、そして体が覚えているという事。
    手紙の中身を病室で出会う少が読み上げてくれますが、そこからの展開が素晴らしかった。最後まで分からなかったなぁ。辛く苦しいラストですがきちんと受け止めなければと思いました。

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  • rikoriko2255

    くんくん

    5.0
    2020/4/24

    自分がナチスだと知らずに、家族を殺したナチスを探しに行くということはとても恐ろしい。

    痴呆症の人に最後自分の罪を思い出させ、自分の家族を殺したナチスを殺させようとしていたことはとても恐ろしい。

    とても恐ろしい映画です。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2016/11/16

    先日観た「戦場のピアニスト」と重なった。
    戦争のもとに人々は人を殺す。
    沢山の悲しみ、沢山の怨み。
    手紙は今だに教えてくれる。
    誰ひとり幸せにしない。
    それでも人々は生きようとする。
    その腕が、残酷な仕打ちを憶えていても。
    戦争が怨みを生み、誰ひとり生かさなくても。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2016/11/11

    A.エゴヤンってこんなサスペンスも作るのですな。彼の作品は幻想的なイメージが強かっただが、こんなリアルな題材を扱うとは。
    しかし極めて重要である。
    近い将来、実体験をした人々は完全ににいなくなる。戦犯、中には寿命を全うする者もいるだろう。遠い過去は忘却の彼方なのか。いやいや、己は過去を捨て、罪を償うどころか、子孫繁栄でぬくぬく生き抜いている者も多いはず。
    犠牲者はそれを知ったら、どうしたいか。どうすべきか。

    CASTは実年齢80.90歳と超高齢。C.プラマーすごい。

    悲しいことに認知症というのが仇になり、自分だけでなく事実を知った家族はどう対応するのだろう。同じ血が流れている。そしてカモフラージュしても性根は同じ。ゼヴがネオナチにした行動で明らか。

    ラストのWの事実。90分ほどの中、ぐいぐい観客を引き込んだ。A.エゴヤン勝利。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2016/11/9

    何とも切ない復讐劇。
    老い先短い老人たち。これらの過去にはナチが関わっている。
    家族を殺された恨みは、彼らの人生に老いても消えない影を落としている。
    そしてそれは、ナチの親衛隊側にも。
    戦犯たちは過去を隠し名前を変え幸せを築いた。それでも心が休まる事は無かったルディ・コランダー。
    老いて、全てを忘れてしまうことは哀しいけれど、幸せな事でも有るのかもしれない。
    思い出したくない過去を忘れられるなら。
    忘れられる方は堪らないけど。
    衝撃的ではありますが、その事実は充分予測できました。哀し過ぎる事実。
    そこへ持って行く過程の旅の存在が、良いです。
    狂気な歴史だけれど、そこにいたのは普通の心を持った人間だったのだと良く分かる。
    だからこそ、怖いのだと。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    3.0
    2016/10/29

    90歳の主人公が認知症を患いながらも、同じ老人ホームの友人と共謀して、アウシュビッツで家族を殺したナチの兵士を探し当て殺しに行くというストーリー。
    4人の候補者を次々に訪ね、徐々に真実に繋がっていく展開は結構、ハラハラして面白かったし、ラストのどんでん返しも嫌いではないのですが、何より「認知症の理解」が少し間違っていることが残念でした。

    私は仕事がら、認知症の高齢者を長い間見て来ましたが、症状はケースバイケースとはいえ、基本的には「昔の事は覚えていて、最近の記憶からなくなっていきます」なのに、この映画では、全く逆とは言いませんが、昔の、しかも忘れたくても忘れられない重要な事を忘れた設定になっていました。
    「妻の死さえ忘れてしまう・・」で症状の重度化を表したつもりでしょうが、このような事は症状が軽くてもよくあることです。逆に重度なのに手紙をちょっと見ただけで色々と思い出す方が不自然と感じました。とはいえ、先に書きましたが、このような事を気にしないで観れば上質のサスペンス作だと思います。

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