アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場|MOVIE WALKER PRESS
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

2016年12月23日公開,102分
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人間が直接、戦場で戦う事のない、無人偵察機による攻撃という新たな戦争の形を描くサスペンス。危険なテロリストの排除を巡って、様々な人々の思惑が交錯し、それぞれの戦場でのモラルが問われる。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のギャヴィン・フッドが監督を、コリン・ファースがプロデューサーを務める。

予告編・関連動画

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

イギリス軍の諜報機関のパウエル大佐は、国防相のベンソン中将と協力し、ナイロビ上空6000mを飛ぶ無人偵察機ドローンを使い、遠く離れたロンドンから英米合同軍事作戦を指揮している。テロリストを突き止め、その殺傷圏内に幼い少女がいる事がわかるが、テロリスト殺害を優先し、米軍基地のドローン・パイロットに攻撃指令を出す。

作品データ

原題
EYE IN THE SKY
映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
イギリス
配給
ファントム・フィルム(提供:ファントム・フィルム=ハピネット)
上映時間
102分

[c]eOne Films (EITS) Limited [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2017/2/18

    近い将来、きっとそうなる。人対人ではなく機器だけによる攻撃。痛みも感じなければ、音も匂いもない。映像で現場を知る。
    こちら側の人員も少ないし、数値からタイミングをはずさなければ的中する確率は高い。戦争は国の上層部が決め、下々が被害を被る。

    今回は倫理の問題が立ちはだかる。one for all,
    All for one。まさにテロをする行為を見たら、被害の大きさを天秤に計るだろう。無理やり助かる数値をたたき出す。人の命がかかっているゆえ、論争にならなくては困る。決定の時間に限りがある。
    あの選択が間違っていたとは言えない。物申す者は理想論でしかない。

    A.リックマンの最後。これが非常に残念でならない。

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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2017/1/19

    考えさせられる映画です。
    テロリストを排除することが第一の目的なので、
    それを達成するためには、代償をどこまで許容できるのか。
    民間人への被害、とりわけ子供への被害となると
    軍人も官僚も、冷静な判断が難しくなります。
    誰の責任、誰の判断で実行するのか、または実行しないのか。
    目先の被害回避か、その先の大きな被害の排除か。
    緊迫、あせり、動揺が伝わって
    こちらも息を詰まらせ、手に汗握り、
    もうクタクタになっちゃいました。
    ドローンでの攻撃が主流になると、
    安全な場所からの指示で攻撃が行われるといった、
    すこしバーチャル感覚、ゲーム感覚になることも怖いですね。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    5.0
    2017/1/18

    【賛否両論チェック】
    賛:リアルタイムで送られてくる対テロ作戦の映像を前に、それぞれの立場から決断を迫られる軍人や政治家達の葛藤が描き出され、現代の戦争のリアルを突きつけられるよう。サスペンス感満載の緊迫した雰囲気の中でも、命を守ろうと奔走する人々の、重厚な人間ドラマとしても楽しめる。
    否:「ドローン・オブ・ウォー」のような、ドローン攻撃そのものに対する是非を問う内容ではないので、イメージしていたものと違うと感じる人もいるかも。

     本作同様に、ドローンによる攻撃を扱ったイーサン・ホーク主演の「ドローン・オブ・ウォー」では、〝ドローンによって、安全な母国から攻撃をする行為”そのものに焦点が当てられていたのに対し、本作ではどちらかというと、その先に有る攻撃によって生じる様々な被害や影響に焦点が当てられ、各国の軍人や政治家を巻き込んだ議論へと発展していく様が印象に残ります。片や政治家は、起こりうる世論等からの政治的な利害を真っ先に考えて強硬論を渋り、片や軍人は目の前にある脅威を防ぐべく、1分1秒を争う決断を迫ろうとする。両者のそのせめぎ合いに、現代の戦争のリアルさが浮き彫りになっているようです。
     同時に、そんな中でも人間としての本来の理性を垣間見せるドローンのパイロットや、罪のない少女をなんとか助けようとする現地の諜報員の奮闘等、観ていて感慨深い部分も多くあります。
     サスペンスとしても観られますし、重厚な人間ドラマとしても考えさせられる、そんな作品といえそうです。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    5.0
    2016/12/30

    罪なき少女を犠牲にしてでも、テロリストを攻撃すべきか?

    この少女の「いい子」ぶりが前半で描かれている分、少女に感情移入している為、何が大事なのかを見失った大人たちの判断にハラハラし、イライラし、そして、絶望・・・

    わかってはいたつもりでしたが、現実を目の当たりにさせられ、改めて戦争の虚しさと正義も時にはテロリストになりかねないことを痛感させられました。

    題名にもなっている「空の目」や昆虫型の偵察機などハイテク機がでてきますが、どんなにハイテク化が進んでも人間が変わらない限り何も変わらないのです!

    本当に悲しい現実です・・・

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  • rikoriko2255

    4.0
    2016/12/26

    邦題の通り、安全な場所から将校たちが無人偵察機から攻撃を行うと言う戦争の形。
    だけど、現地に一人潜んで身体をはっている現地のスタッフも居るんです。無人機にミサイルを発射させるためのボタンを押す兵士もいるんです。
    それぞれに葛藤があり、緊張を強いられる。
    戦争を知っていて、何が起こるかを良く知っているからこそ、攻撃をしたい将校たちの障害となるのはその行為が自分の地位を脅かしはしないか、責任を問われはしないか?と保身を考える人たち。
    そして、モラリスト。無責任にGOを出す責任者。
    罪の無い一人の少女の命か、自爆テロによって失う可能性のある80人余の命か。
    数で言えばテロを止めるべきだろうけど、その一人の少女も誰かの大切な娘で。その命を奪うのはテロリストではなく自分たち。
    それはとても難しい選択なのはわかる。

    だけど、彼らは決して恥ずべき作戦を強行する訳じゃ無い。沢山の命を救う英断を行ったのだ。
    そう最後に納得させるフランク・ベンソン中将の説得力ある発言。モラリストをねじ伏せる迫力。
    彼は彼で動揺し、ねだられた人形を買って帰る姿の作戦前と作戦後の思いの違いが凄く伝わってくる。
    改めて故Alan Rickmanの存在感を突きつけられる作品でした。

    だけどこれは戦争なので、どちらが正しいとは言えない。
    そしてモラリストの存在もまた不可欠なのです。
    救いの無い話ですね・・

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    ネタバレあり
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