冨手麻妙
京子
限られた予算の中、“10分に1回の濡れ場があれば、内容は自由”というスタイルで、70年代以降に日活が製作した成人映画のレーベル“日活ロマンポルノ”。その45周年を記念し、5人の映画監督がロマンポルノに挑んだプロジェクトの一作。園子温監督が、冨手麻妙を主演に迎え、女流作家の深層心理をカラフルな映像世界で映し出す。
※結末の記載を含むものもあります。
まず最初に登場人物の絵を描き、その絵に囲まれて執筆を行う奇抜な手法が人気となり、時代の寵児となった女流作家の京子。分刻みのスケジュールにいらだつ京子は、マネージャーの典子に首輪をつけて部屋を引きずり回すなど、サディスティックな振る舞いをする事でストレスを解消していた。だが、いつしか悪夢を見るようになる。
監督、脚本
製作
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
音楽プロデュース
撮影
照明
録音
美術
音響効果
編集
装飾
衣装デザイン
ワードローブスーパーバイザー
衣装
ヘア
メイク
スクリプター
キャスティング
助監督
助監督
制作担当
アソシエイト・プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
[c]2016 日活 [c]キネマ旬報社
園子温監督の狙いとしては、二項対立か。 劇中劇の出演者は、全員女性、カラフル、Sの世界。 スタッフは、全員男性、モノトーン、Mの世界。 ううん、確かに面白いけど、やがて悲しきになってしまう。 主人公の性格付けも良く分からない。新人のようなベテランのような位置付け。パーフェクトボディだけに、ちょっと残念。 処女か売女か、売女か処女か。劇中で激しく問われるけど、その中間ってないの?って思うんですけど。