テンプルの燈台守:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
テンプルの燈台守
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テンプルの燈台守

1936年公開
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「テンプルの愛国者」「小連隊長」と同じくデイヴィッド・バトラーが監督したシャーリー・テンプル主演映画で、ローラ・E・リチャーズの原作を「懐かしのケンタッキイ(1935)」と同様サム・ヘルマンとグラディス・レーマンが共同脚色したもの。助演者は「小公子」のガイ・キッビー、「東への道」のスリム・サマーヴィル、「空飛ぶ音楽」のジューン・ラング、「踊るブロードウェイ」のバデー・エプセン、「ホワイト・パレード」のセイラ・ヘイドゥンおよびジェーン・ダーウェルその他で、撮影は「愛国者」「五ツ児誕生」のジョン・サイツの担当である。

ストーリー

老船長ジャニュアリイはテムペスト岬の燈台守として楽しく余生を送っていた。彼の生涯の目的は大洋と闘いつつ航海する幾多の船に道しるべを与えることと、スターという少女を養育することであった。4年前にある暴風雨の日、老船長は沖合で一艘の船が沈没しているのを発見し、救助に向かい、船中から可愛い少女スターを救い出し、友人の船長ナヅローと力を合わせて育てているのであった。スターは今年7歳となり、彼女の上手な踊りや唄はこの漁村の評判だった。そして彼女は踊り仲間の若い船員ボウル・ロバーツとは大の仲良しだった。ある日村の学務委員のアガサ・モーガン夫人がスターを村の学校に入学させるよう命じた。生来利発なスターはクラスでも成績はよかったが、これに反しモーガン夫人の息子は学年試験に落第した。老船長とスターに好意をよせた学校の先生メアリイはモーガン夫人に憎まれるようになった。そしてスターをも心憎く思うモーガン夫人はスターのことを州当局に密告したので、スターは老船長の手からもぎとられ、孤児院に送られることとなった。一方ナヅロー船長はスターが救助された当時の遺留品の中からスターの叔母がボストン市の富豪メースン夫人であることを知り、手紙で照会したのでメースン夫人は早速スターを引取にやってきた。愛しいスターを失った老船長の身に新たな不幸が訪れた。それは今度電気装置の航路標識が採用され、老船長は灯台守の職を解かれることとなった。富豪メースン夫人に引き取られたスターは2人の老船長のことを忘れかねて元気がなかった。これを心配したメースン夫妻はスターの心を汲んで、ある時一艘の立派なヨットを買い、その船長にジャニュアリイ老人を雇い、ナヅロー船長を一等機関士に、またロバーツ青年とメアリイ先生まで雇い入れ、一家は楽しい愉快な航海の途に上った。

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作品データ

原題
Captain January
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社輸入
初公開日
1936年
製作会社
20世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社