フィッシュマンの涙:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フィッシュマンの涙
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フィッシュマンの涙

2016年12月17日公開、92分、コメディ/青春/韓国
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カンヌ映画祭短編部門パルムドール受賞作「Safe」脚本のクォン・オグァンの長編監督デビュー作。製薬会社の臨床実験に参加したフリーターのパクは、副作用で魚人間に突然変異してしまう。テレビ局の記者を目指すサンウォンはパクの女友達ジンを取材する。出演は、「コンフェッション 友の告白」のイ・グァンス、「犬どろぼう完全計画」のイ・チョニ、「私のオオカミ少年」のパク・ボヨン。「ポエトリー アグネスの詩」監督のイ・チャンドンがエグゼクティブプロデューサーを務めた。2015年トロント国際映画祭バンガード部門、釜山国際映画祭オープンシネマ部門ほか正式出品作品。

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ストーリー

テレビ局の記者を目指しているサンウォン(イ・チョニ)は、仕事ぶりを見たいという就職面接官の部長のために、最近ネットをにぎわせている事件を極秘に取材することになる。「恋人が魚の姿になってしまった」と投稿していた女性ジン(パク・ボヨン)は、ネットが炎上していてもメゲない強靭なメンタルで、あの日の出来事をサンウォンに語り始めた。どこにでもいるごく平凡なフリーター青年パク・グ(イ・グァンス)は、新薬を飲んで寝ているだけで 30 万ウォンの謝礼が出るというカンミ製薬会社の臨床実験に参加したが、翌朝、謎の副作用で魚人間に突然変異してしまう。臨床実験の責任者だったピョン博士は「体内でタンパク質を無限に供給し、食糧難を解決する実験を行っていた」と弁明するが、製薬会社の非道な実態を知った国民の怒りは爆発する。一方、魚人間パクを通して明らかになった若年層の過酷な現実にも注目が集まり、パクは就職難で困窮する若者たちのヒーローとなる。社会に対して不満や不信を募らせる多くの人々の象徴と化し、追っかけファンの出現やグッズ発売などの爆発的シンドロームを次々と巻き起こしていくが、体はますます魚化が進行し、数分おきに大量の水分を補給しないと持たない状態になっていた。一夜限りの関係を持った女友達ジン、熱血漢の新米テレビ局記者、息子の為に賠償金獲得を狙う父親、人権派弁護士たちはそれぞれの事情を背負い、私欲にまみれた製薬会社に対して真実を明るみ出すべく動き出すのだった……。

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作品データ

原題
돌연변이
製作年
2015年
製作国
韓国
配給
シンカ
初公開日
2016年12月17日
上映時間
92分
製作会社
ウサン・フィルム
ジャンル
コメディ青春韓国


[c]キネマ旬報社