わたしは、ダニエル・ブレイク|MOVIE WALKER PRESS
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わたしは、ダニエル・ブレイク

2017年3月18日公開,100分
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ケン・ローチ監督が二度目のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派ドラマ。ダニエルは心臓疾患により医師から仕事を止められるが、複雑な制度に翻弄され支援を受けられない。手助けしたシングルマザーの家族と交流を深め、貧しくとも支え合うが……。一貫して社会問題に目を向けてきたケン・ローチ監督は「ジミー、野を駆ける伝説」を最後に劇映画からの引退を表明していたものの、拡がる格差や貧困を鑑み、引退を撤回し本作を制作した。2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン外国映画1位、外国映画監督賞(ケン・ローチ)。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

イングランド北東部にある町ニューカッスルに住む大工のダニエル・ブレイク。59歳の彼は心臓に病が見つかり、医師からは仕事を止められてしまう。しかも複雑な制度に翻弄され、国の援助を受けられない。そんな中、二人の子供を抱えるシングルマザーのケイティを助けるダニエル。それをきっかけに彼女たちと交流し、貧しくとも助け合い絆を深めていくが、厳しい現実を前に次第に追い詰められていく。

作品データ

原題
I, DANIEL BLAKE
映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
イギリス フランス ベルギー
配給
ロングライド(提供: バップ=ロングライド)
上映時間
100分

[c]Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and The British Film Institute 2016 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    3.9
    2020/2/22

    誇り高く、誠実に生きた。現実は厳しい。

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  • rikoriko2255

    みるみる

    4.0
    2019/5/3

    きっとすぐ近くにあるけど見ない振りだって出来てしまう問題なので言葉が見つからない。
    日本でもフードバンクの様な活動が始まっているし、子供食堂の数も増えているそうだ。昔から言うお役所仕事ってのも確かにある。劇中に出てくる寝室税って何だ?と思って少し調べたらその制度にどこの国でも一緒だなと思えてしまう。
    フードバンクでケイティが缶詰めを空けて食べてしまうシーンは泣けた。シングルマザーになったのは彼女の自己責任だがダニエルが言うように彼女は悪い事はしていない。
    ダニエルが我慢できずに壁に落書きをするのも一見堂々と胸を張るけどじれったい思いの表現にしぎない。これから、という時に倒れてしまうダニエルが気の毒だ。ラストの彼の手記はそのままズバリあらゆる人の代弁だと思う。
    問題解決しないままに話が終わってしまうので投げかけられた私達はどうすればいいのだろう。
    監督が引退撤回してまで撮った作品だというだけあって強く握った拳のこみ上げる怒りが見えるような作品だった。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2017/4/2

    80歳を超えてもその信念は揺るがない。
    K.ローチには頭が下がる。

    いつの時代でも下層の人々は学歴なし、仕事なし。なのに子供がいたりして。この鉄板ルールは…

    その国の彼らに対する保護が一体どうなっているのか。英国にいたっては、辛抱すれば特定の医療機関も受診できるとか、この映画シーンにもあるフードバンクとか。
    日本のように現金払いではないので、最低限の食料確保はできる。
    でもやはり不正はある。ダニエル、働けるが職探しの振りをして給付金受給。手に職があるっていうのに、一体どうしたんだよ。
    ケイティが保護されても足りなくて、結局進む道はあちらか。はぁ。ラストも予測できる結果だけに肩を落とす。

    資本主義って物がない時代なら輝かしい。
    今は格差だけが広がって、結局それをどうにかしようっていう人間も上から目線ですからね。
    希望がない。K.ローチもこれがlastfilmになってしまうのか。困る…

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  • rikoriko2255

    4.0
    2017/3/29

    Ken Loach監督の作品は、弱者が受ける理不尽さや、不平等さをもどかしい思いを掻きたてながら描いて居る。

    お役所仕事・・って日本だけじゃないのよね。複雑すぎて弱者の味方じゃない制度。
    安易に受けようとする人防止の意味合いがあるのかもしれないけれど、切羽詰まった人たちからしたら、本当にもどかしいわよね。

    復学の夢を持ちながら子供たちを守るために堕ちて行くケイティが哀しい。
    ダニエルは有能で頼もしい。もっと彼を活かす方法が有ったんじゃないかと思う。

    ただ、尊厳を持って生きて行きたいのに、貧しい彼ら。支え合って助け合って立ち上がろうとするけど、壁はとても大きくて・・優しさが切なくなる。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2017/3/28

    名匠ケン・ローチ監督のカンヌ映画祭パルムドール受賞作。
    高齢者、シングルマザーなどの貧困問題を取り扱った社会派ドラマ。 
    役所の融通が利かんところが、イラついて如何ともしがたく、
    また、身につまされる。
    人間の尊厳を一番に考える主人公のダニエル・ブレイク。
    自分も苦しいのに、他人を気遣い、手助けをする。 
    こんなに社会に貢献しているのに、社会から置いていかれる。  
    ひとりの人間として、思いを伝えることしかできず 
    すごく歯がゆくて、すごく悲しかった。
    あなたは立派な人間であり、
    立派なダニエル・ブレイクでした。。。

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