ディミトリアスと闘士:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ディミトリアスと闘士
ディミトリアスと闘士
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ディミトリアスと闘士

1954年10月27日公開
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「聖衣」の続篇としてフランク・ロス(「聖衣」)が製作したシネマスコープ1954年作品で「聖衣」のフィリップ・ダンの脚本を「機動部隊」のデルマー・デイヴスが監督した。撮影は「悪の花園」のミルトン・クラスナー、音楽は「炎と剣」のフランツ・ワックスマン。「聖衣」のヴィクター・マチュア、「真紅の女」のスーザン・ヘイワード、「聖衣」のマイケル・レニー、「炎と剣」のデブラ・パジェット、アン・バンクロフト、ジェイ・ロビンソンらが出演する。

ストーリー

マーセラスとダイアナ姫を処刑したローマ皇帝カリグラは、彼の叔父でありかつ後続者でもあるクローディアスに聖衣を探せと命じた。聖衣は使徒ペトロの手を通じてディミトリアス(ヴィクター・マチュア)に預けられていた。ディミトリアスが親しくしているルシア(デブラ・パジェット)と語り合っているとき、皇帝の護衛隊が来て聖衣探索の家探しを始めた。聖衣は無事に隠されたがディミトリアスは捕らえられ、闘士養成所に収容された。ディミトリアスはそこを逃げようとして捕らえられたところをクローディアスの妻メッサリーナ(スーザン・ヘイワード)に救われた。メッサリーナは彼を救って、クリスチャンの彼が闘技場で闘うかどうか試そうとしたのだった。闘技の日、カリグラの前で、ディミトリアスは対手を殺せと命じられたが拒否した。メッサリーナは彼と2頭の虎を闘わせた。彼は重傷を負ったが2頭の虎を倒した。メッサリーナはディミトリアスを護衛に使い、色じかけで彼を誘惑しようとした。だが、ディミトリアスは彼女の非行をあげてなじったため、再び闘士に格下げされた。闘技の前夜、ルシアが彼に会いに来たが他の闘士に妨げられて果たせなかった。ルシアが闘士に殺されたと聞いたディミトリアスは神の教えに反して翌日闘技場でその闘士たちを倒して復讐した。カリグラは彼を赦免し、ディミトリアスは護民官に出世してメッサリーナの寵愛をうけた。折しもローマは飢饉に見舞われ、カリグラは聖衣の魔力によって危機を逃れるべく、ディミトリアスに聖衣探索を命じた。ディミトリアスがペテロを訪れると彼は別室に聖衣を抱いて仮死状態でいるルシアを見せた。ディミトリアスが悔い改めて神に祈ると奇跡が起こってルシアは蘇生した。カリグラはディミトリアスから聖衣を得て魔力を試したが奇跡は起こらず、怒ってディミトリアスを再び闘技場へ送った。死を覚悟したディミトリアスが対手の刃に倒れようとしたとき、かねてカリグラの圧政を憎む部下の1人が矢を放って対手を倒し、2の矢でカリグラをもうちとった。ディミトリアスは、キリスト信者も国に忠誠を尽くす限りは圧迫されないという新皇帝クローディアスの言葉をもってふたたびクリスチャンの仲間に返った。

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作品データ

原題
Demetrius and the Gladiators
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画会社
初公開日
1954年10月27日
製作会社
パラマウント映画


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