凸凹開運の巻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
凸凹開運の巻
凸凹開運の巻
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凸凹開運の巻

1928年公開、コメディ
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「凸凹青春の巻」「凸凹サーカスの巻」に次ぐW・C・フィールズ氏チェスター・コンクリン氏共演喜劇で、ハリー・フライド氏の原作をサム・ミンツ氏とJ・ウォルター・ルーベン氏とが共同脚色し、「ベター・オール」「恋は曲者変装自在」等のシド・チャップリン映画の監督者だったチャールズ・F・ライズナー氏が監督したもの。助演者は「彌次喜多女難の巻」「鉄蹄乱舞」のサリー・ブレーン嬢「凸凹青春の巻」「鉄蹄乱舞」のジャック・ルーデン氏、アーサー・ハウスマン氏、メアリー・アルデン嬢等である。

ストーリー

山師のリチャード・ホワイドヘッドはクラークという男からハンタースビルの付近に僅かばかりの土地を買い、石油が出ると称して不正な会社をこしらえた。そして新聞に公告を出してレイ・コールドウェルという青年を雇い販売部長にすると瞞着して、彼にハンタースビル地方の勢力家サミュエル・ハンターそのほかに幽霊株を売らせようと企んだ。レイはこの地方で相当辛抱ある家の息子だったし、ハンターの娘ルイズとは婚約の仲だったので、ホワイトヘッドはハンター夫人を始め人々に信用され、うまく株を売りつけることに成功した。しかしサミュエル・ハンターのみは撞球の一件そのほかで初めからホワイトヘッドを嫌った。彼はグローガンという男からホワイトヘッドの経歴を少々聞かされ内々不安を抱いていた矢先、以前の地主クラークが現れてホワイトゲッドが詐欺師であることを彼に告げた。そこでサミュエルは自分でこの悪漢を捕らえてくれんと決心したが、その時にはすでにルイズがレイと結婚しようとしていたので、詐欺の汚名がレイにまでかかることを怖れてクラークに金を与えて「油が出た」と言わせ、ホワイトヘッドを瞞して例の株を彼に買い戻させた。ところがそのあとで思いがけなく実際に石油が噴出したため、詐欺師のホワイトヘッドは一躍大成金になる運命となった。しかしホワイトヘッドが欲得をはなれ、正しい人間になる決心をもって、買い戻した株を再び希望者に頒つことにしたので、万事めでたく納まった。

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作品データ

原題
Fools for Luck
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1928年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディ


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