ロスト・エモーション|MOVIE WALKER PRESS
MENU

ロスト・エモーション

2017年3月4日公開,102分
  • 上映館を探す

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

リドリー・スコット監督が製作総指揮を務めたSFラブサスペンス。世界戦争後、平和を守るために遺伝子操作で人間から感情が排除された。しかし感情を呼び起こす伝染病が発生、感情を持ったサイラスとニアは見つかれば殺されると知りながら惹かれ合っていく。監督は「あなたとのキスまでの距離」(未)のドレイク・ドレマス。出演は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルト、「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートほか。日本でも撮影が行われた。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

近未来。人類史上かつてないほど深刻な世界戦争が起こり、陸地の99.6%が破壊された。生き残った者たちは人類を破滅させる元凶は感情だと結論付け、平和的に人類が生存できるよう遺伝子操作で人間から感情を排除。共同体イコールズをつくり、そこで暮らす全ての人間を保健安全局の監視下に置いた。しかし感情を呼び起こす感染症が発生。愛情や欲望をはじめとする感情が芽生えた者は隔離施設に強制連行され、安楽死させられる。感情に目覚めたサイラス(ニコラス・ホルト)とニア(クリステン・スチュワート)は危険だと知りつつ惹かれ合い、外の世界へ脱出しようとするが……。

作品データ

原題
EQUALS
製作年
2015年
製作国
アメリカ
配給
ツイン
上映時間
102分

[c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.0
  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    3.0
    2017/3/9

    【賛否両論チェック】 賛:〝感情”がない近未来の世界で、〝愛”という感情に目覚めた主人公達の葛藤を通して、人間性に対して〝感情”が持つ重要性を描いていくのが印象的。あまりにも切ないラストにも注目。 否:展開は非常に淡々と静かに進むので、思わず眠くなってしまいそう。  やはりこの作品の特筆すべきは、その意味深な世界観です。人類が争いをなくすために〝感情”を失うという選択肢を選び、同時に〝愛”を始めとする大切な感情もなくしてしまった世界。そんな世界で〝誰かを愛する”という感情に目覚めてしまった時、果たしてそれが本当に排除されるべきことなのか、主人公達の深い葛藤に、〝感情”が持つ大切な意味合いについて、思わず考えさせられてしまいます。そして何といっても、すれ違いがすれ違いを生む圧巻のラストも、切なすぎて思わず胸が締め付けられるようです。  ただ設定やストーリーはやや無理がある感もあり、かつご都合主義的でもあります。また、展開もかなり静かで淡々と進むので、興味を持って観ていても、気をつけないと眠くなってしまうかも知れません。  とはいえ、人間の大切な〝感情”というテーマについて踏み込んだ、ある意味異色ともいえるSF映画ですので、是非ご覧になってみて下さい。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告