キング・アーサー

すごく壮大なテーマだし映像も迫力あるんだけどなんか物足りない感が残ってしまう。ゲームの中のダークファンタジーみたいでCGに頼り過ぎって気がする。
アーサー役のチャーリー・ハナムがいま一つ存在感が無くて他の役者に埋もれちゃって「アーサーどこ？」って思えちゃう。人物像もあんまり好きじゃないかな。
ジュード・ロウは良かったです。彼の衣装だけ妙に今風で面白かった。ベッカムさんの高音もご愛敬。
ストーリーは好きなのになぜか満足感の無い作品でした。

はぁーかっこいい！！まさに聖剣無双やんけ！！グースファット･ビルのやたら魅力的なキャラクターと、我が王の次第に強くなってく精悍さ勇ましさにやられた。鼻血のジュード・ロウは監督の趣味だと思う。

有名なアーサー伝説を、イマドキに映像でアレンジ。それぞれスキルのある仲間と一致団結して、悪者を退治。わかりやすいストーリーだが最初の方は誰が誰かわからず、少し戸惑う。外国人はわかりにくいので。

エクスカリバーの謎解きに期待して観賞したがハズレ。
アーサー王と円卓の騎士の前というか、始まりのエピソード。
伝説歴史物にしては、あまりにも魔法ダークファンタジーに仕立てすぎ。
流れもはしょったりフラッシュバックしたりで鬱陶しい。
聖剣エクスカリバーについても説明不足。剣が刺さって抜けない岩が父親の死態という点の表しかたは面白い。
ＣＧ満載でゴリゴリのソードアクションファンタジー作品。
歴史物の期待は全く持たずに、画の面白さにのめり込ば楽しめる娯楽作品です。

【賛否両論チェック】
賛：スラムで育った少年が、王座を奪った巨悪を相手に、真っ正面から戦いを挑んでいく様が痛快。桁外れのスケールで送るド迫力のアクションも圧巻。
否：ＣＧを駆使したアクションの数々は、好き嫌いは分かれそう。ツッコミどころもかなりある。

　身内の裏切りによって両親を殺され、スラム街で育った主人公・アーサー。そんな彼がひょんなことから、父がかつて手にしていた聖剣・エクスカリバーと出逢い、やがて抵抗勢力を率いて革命に打って出る様は、非常に痛快でカッコイイです。
　まるで時が止まったように、一瞬で敵をなぎ払っていくアクションの数々は、人によっては好みが分かれそうですが、それでもド迫力のスケールで描かれる世界観は、圧倒されること請け合いです。
　ツッコミどころもありますが、ただのアクションとはひと味違う無双アクションを、是非ご覧になってみて下さい。

この物語、映像初ってわけではないので、G.リッチーがどんなスペクタクルで描くのか。
J.ロウが出演しているっていうより彼の描く映像に期待して。

え？なんか間違っちゃった？
もちろんダイナミックな映像はあるが話をよくわかっていないからか、あるいは話を色々取り混ぜて複雑にしてしまったのか、ちっともわくわく感がなく、彼のスタイリッシュさもどこへ？

製作費がすごくかかっているが、それにおもしろさが比例していない。G.リッチー、中世時代とミスマッチか。プラス主役C.パナムに華がない。何ならJ.ロウ扮するvoティガンをより極悪に描いてくれればよかったのに。

冒頭から激しいアクションシーンが繰り広げられるけど、説明がないから、誰が何の為に戦っているのか全く分からない。
お金掛けてるっぽいのに、B級な仕上がりになってしまってる感じがしてちょっと残念((+_+))
でもアーサーが成長する過程が、スピード感があって、面白かった。
魔法のシーンも面白かった。。

最後、｢敵を作るより仲間を作れ！｣と言ってた言葉が、印象的だった。
信頼できる仲間って大事だよね。