米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー|MOVIE WALKER PRESS
MENU

米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー

2017年8月26日公開,107分
  • 上映館を探す

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

第二次大戦後、沖縄で弾圧を恐れず占領米軍に異を唱え続けた瀬長亀次郎を追うドキュメンタリー。2016年放映『米軍が最も恐れた男~あなたはカメジローを知っていますか?~』に追加取材を加え再編集。不屈の男を通し、今につながる問題を浮き彫りにする。監督はテレビ版に引き続き、ニュース番組でキャスターを務めてきたTBSテレビ報道局の佐古忠彦。テーマ音楽はミュージシャン坂本龍一の書き下ろし。2017年8月12日より沖縄・桜坂劇場にて先行公開。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

第二次大戦後、アメリカ占領下の沖縄で弾圧を恐れずに米軍に異を唱え続けた瀬長亀次郎。何万もの人を前に演説会を開き、米軍の様々な策略と闘ってきた不屈の男の生き様を、数々の映像や関係者へのインタビュー、本人の肉声などから追っていくとともに、今につながる問題を浮かび上がらせる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2017年
製作国
日本
配給
彩プロ
上映時間
107分

[c]TBSテレビ [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

4.5
  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    5.0
    2017/10/13

    映画として、特に構成や演出に工夫が見られるわけではありませんが、勉強になるという意味で星5つ。 カメジローこと、瀬永亀次郎氏は、当時沖縄を支配していた米国政府の、建前であった民主主義と基本的人権の尊重を、ただ愚直に実行しただけ。 民主主義を標榜すること自体が、当時の米国政府にとっても、日本政府にとっても、非常に目障りで、沖縄では今でも、民主主義が弾圧される状態が続いているということ。 民主主義というのは、絶え間く権力との闘い続けなければ、守れないということを、改めて思い知らされる映画。 それは本当は、沖縄に限ったことではないのでしょうが、沖縄では、その現実が、露骨に現れていたということでしょう。 日本という国は不思議な国で、自由と民主を掲げる政党が、中国のような言論統制と一党独裁(近年は北朝鮮に近い個人独裁)実現にまい進し、共産党が、西側諸国の建前である民主主義を愚直に標ぼうするという、おかしな国です。 実は沖縄に限らず、日本のあらゆるところで、政府によって基本的人権を踏みにじられている人達が居るわけで、本作は、沖縄県以外の人達にも、民主主義のために闘わなくていいのか?と、問いかけているのかも知れません。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    とりころーる

    5.0
    2017/8/31

    テレビ番組ふうの作りだな、と思ったら、やはりそうだった。瀬長亀次郎氏は戦後沖縄を代表する政治家として有名だが、フィルムを観て、意外と遺された史料が少ないのだなあと感じた。ただ、氏の膨大な日誌は第一級の価値があり、それを元にしたドキュメンタリーだけに、見ごたえはある。日本「本土」と沖縄の大衆運動の盛り上がり方の「温度差」もよく分かる優れた作品。「アメリカ世」の歴史的資産が次々と失われる現状を考えると、現代沖縄史に関連した史料・資料の保存の必要性を痛感する。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告