ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ
ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ
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ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ

2017年10月14日公開、108分、アート/伝記
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設計を手がけた建築群が世界文化遺産登録されたル・コルビュジエと女性建築家アイリーン・グレイの愛憎を取り上げた伝記ドラマ。コルビュジエはモダニズムの記念碑的傑作である海辺の別荘E.1027を建てたアイリーンを称賛する一方、嫉妬に駆られていく。監督は「マン・オン・ザ・トレイン」のメアリー・マクガキアン。インテリア・デザイナーとしても名を馳せたアイリーンをドラマ『MISTRESS<ミストレス>』シリーズのオーラ・ブラディが、アイリーンに固執する近代建築の巨匠ル・コルビュジエを「ヒトラーへの285枚の葉書」など監督としても活躍するヴァンサン・ペレーズが演じるほか、歌手のアラニス・モリセットも出演。ル・コルビュジエ生誕130年記念上映およびアイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業作品。

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ストーリー

モダニズムが興隆した1920年代、建築家ル・コルビュジエは気鋭の家具デザイナー、アイリーン・グレイと出会う。彼女が恋人の建築評論家ジャン・バドヴィッチと組み初めて設計を手がけ南仏の海辺に建てたヴィラ<E.1027>は、コルビュジエが提唱してきた近代建築の5原則を形にした、モダニズムの記念碑的な傑作だった。コルビュジエはアイリーンに惹かれ絶賛していたものの、次第にその思いを嫉妬に変化させていく。1938年、アイリーンの不在時にコルビュジエは邸内に卑猥なフレスコ画を描き、それを知ったアイリーンは彼の行為を糾弾、二人は決裂する。やがて起きた戦争とともに人々から忘れられ、すっかり荒れ果ててしまった<E.1027>。戦後、ル・コルビュジエは海運王アリストテレス・オナシスも参加する競売にかけられた<E.1027>を買い戻そうと奔走する。

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作品データ

製作年
2015年
製作国
ベルギー=アイルランド
配給
トランスフォーマー
初公開日
2017年10月14日
上映時間
108分
ジャンル
アート伝記


[c]キネマ旬報社