スリー・ビルボード|MOVIE WALKER PRESS
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スリー・ビルボード

2018年2月1日公開,116分
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とある田舎町で起きた殺人事件にまつわる騒動の行方を描き、数々の映画賞で話題を呼んだクライム・サスペンス。『ファーゴ』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが、亡くなった娘を思うがゆえに起こした騒動によって孤立していく母親を、ウディ・ハレルソンが町の人々から支持される警察署長を演じる。

予告編・関連動画

スリー・ビルボード

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ミズーリ州の田舎町エビング。7か月前に何者かに娘を殺されたミルドレッドは、一向に進展しない捜査に腹を立て、大通りに面した3枚の広告看板に、警察署長のウィロビーを批判するメッセージを掲げる。人情味あふれるウィロビーを敬愛する町の人々はミルドレッドを敵視するようになり、捜査を進展させようとしたはずが、孤立無援になっていく。

作品データ

原題
THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
映倫区分
G
製作年
2017年
製作国
イギリス=アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
上映時間
116分

[c]2017 Twentieth Century Fox Film Corporation [c]キネマ旬報社

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  • rikoriko2255

    ちーぴ

    2.5
    2020/9/25

    なんてことない映画でした。

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  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    3.0
    2020/7/19

    「戦いに関してはアマチュア」だが「怒りに関してはプロ中のプロ」である主人公が、惨殺された娘のために、戦いを挑み始めるお話です。

    ただ、そもそも敵は誰で、どこに潜んでいるのか、皆目わからない。

    とりあえず目の前の敵とおぼしき相手に片端から戦いを挑み始めるので、周囲のほとんど全員が彼女の敵になり、それぞれが思いがけない動きを見せ、なんだかチェスか将棋なのに4人で盤を囲んで四方八方から順番無関係に手が伸びて駒が意表を突いて動きまわる……みたいな、ストーリーの意外性を楽しむ映画なのかなと思いました。

    くだくだしい説明を一切省略して、メインテーマに、いきなり観客を引きずり込む手腕はなかなかのもの。

    絶対的権力を握るものが、批判されない立場にあると、どうなるか?
    その絶望的な閉塞した気持ちは理解できるのですが、心を動かされるためには、ちょっとストーリーの作り込みが浅いかなと感じたのも事実です。

    一例ですが、結末部分で、テーマの一番大切な部分を描かずに(描けずに)エンドロールに逃げ込んでしまったシナリオの腕。
    かなり落胆しました。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    フジ三太郎

    4.0
    2019/11/5

    レンタルでBDを探して鑑賞。
    面白かったです。ダレることもなく、長さもほどほどで。
    特典映像を見ていたら、主演のF.マクドーマンドはジョエル・コーエン(コーエン兄弟の兄)夫人なんですね! びっくり。でも、この作品はコーエン兄弟とは無関係。マーティン・マクドナー監督はアイルランド出身の両親を持つイギリス人。
    ブラックユーモアの作風があるので、コーエン兄弟っぽく見えた訳で。作風は、タランティーノに近いらしいです。先が読みづらいがじわじわ来る感じとか。
    ウィキで見ると、この方も北野作品が大好きなんだそうな。たしかに北野作品も、観客の予想を外した展開が好きだった。

    ※ 本作にも、北野作品へのオマージュと思われる場面あり。ビートたけしが「アウトレイジ」で石橋蓮司を○△×する場面は、石橋->ヒロインだし、某署長があれする場面は、たけしが「ソナチネ」や「Hanabi」で最後にあれするのをなぞってますな・・。また前作「セブン・サイコパス」では劇中映画「その男、凶暴につき」の主人公の妹(烏丸せつこ。セクシーだが知的障害の役)を彷彿とさせる、ヒロインの前夫の19才の彼女とか、よく見ると発見できます。

    製作ノートによると、ヒロインのマクドーマンドはジョン・ウェインを意識したそうな。孤独なヒーローと言えなくもないが、どちらかと言うと、「ランボー」っぽくもあります。とんでもない武器を使ったりするし笑。
    とにかく、この暴走ヒロインのおかげで、町の人々がちょっとずつ変わって行く、そして娘を殺してレイプして燃やした鬼畜の真犯人は現れるのか・・なお話。
    他の方も言っていた、前半の神父との対決場面は緊迫しており、腐敗したコミュニティや組織の実態を語っていて、今の日本社会にもあるなあと実感。ただ、町の象徴がウディ・ハレルソン演じる署長なのが、ちょっと違和感。ヒロインがジョン・ウェインなら、このイギリス人監督の西部劇のノリで、署長は悪い保安官にされているのかも。決して悪人ではない人ですが。
    ※ 字幕で1回見だとこんな見方ですが、もう少し深く見た人は、ヒロインと、署長を崇拝する暴力的な部下がいかにして改心するか、ヒロインに関しては、前夫の頭の悪い19才の彼女の存在だったとか、暴力警官の方は、オレンジジュースを差出した男だとか、セリフをちゃんと頭に入れる必要がありますな。

    ラストは賛否あるでしょうが、ある種の「鬼退治」だと思うし、戯曲家のこの監督なら、こんなラストもありかな。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    1.0
    2018/3/18

    【賛否両論チェック】
    賛:娘を奪われた母親の悲しみが、人々の心に一石を投じ、止まっていた歯車が少しずつ動き出していく様が、重々しくも人間らしさを感じさせる。
    否:主人公の人柄や行動は、見方によってはかなり利己的で、受け入れられない部分も多い。終わり方もやや消化不良か。

     一言でいうと、「ザ・観る人を選ぶ映画」です。
     愛娘を殺された母親の悲痛な叫びが、狭い町の人々の閉鎖的な心に一石を投じる重厚な作品ともいえます。一方で見方によっては、母親の行きすぎた言動によって、町に生じた不協和音が大きな歪みを生んでいくという、観ていてどこか不快な印象を受ける向きもあると思います。
     いずれにしても、観る人によって受けるイメージが全く異なりそうな、そんな作品といえそうです。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2018/2/11

    広告に必要な要素は?
    場所?予算?有名人?それは日本の広告条件だな。
    だから印象に残らない。

    要は広告で誰に、何を訴えたい、伝えたい、そういった文言、あるいは一発でそれが伝わるビジュアル!タレントはそれに付随するもの。

    大きさも看板枚数も標準並みとはいえ、うらびれた土地、一般人の依頼。赤い背景に黒文字、そしてあの文字が何より決め手。広告って残忍なイメージを抱かせないものだが、あれは誰だって関心持たせる。
    ミルドレッドの狙い通り。
    彼女の寡黙な熱意。愛情と懺悔が溢れる。どんな嫌がらせにあっても脇目も振らず真っすぐその行方と展開を待つ姿勢。F.マクドーマンドの演技に目を見張る。
    ディクソンの態度の一変!人から言われる一言、その温度が高ければ、人に響くのだな。お手柄、署長!

    署長役にW.ハレルソン。声というか目元が良い意味で優しいから威厳はない。それが彼や彼女に伝わったのかも。
    F.マクドーマンドにオスカー、一票!

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  • rikoriko2255

    パライバ

    5.0
    2018/2/5

    体調不良で1か月ぶりの映画館。次から次へと展開し、画面から目が離せないまま最後までしっかり目を開けていられた。
    ラストは「そう来たか」。

    幼いころ刷り込まれた「理想の国アメリカ」の現実に近いのかなと思う。

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  • rikoriko2255

    potewoods

    5.0
    2018/2/3

    おもしろい。上手い。マーティン マクドナー?知らなかった。覚えておかなくては。

    まず雑感的な印象を挙げると『マンチェスター・バイザシー』のミズーリ版という感じ。ハーモニーコリンの『ミスターロンリー』も思い出す。映画の輪郭、波長がよく似てる。イーストウッドの『グラントリノ』、コーエンの『ノーカントリー』などとも地続きという感触がする。明け方の鹿は『スタンドバイミー』か。

    はじめ コレはいつの時代の設定?と疑問に思うが、1人スマホを使っているのを見て、あ 現代かと認識した。一時代前から時が止まったままのようさびれた町。ミルドレッドのあの土産物屋で一体いかほどの収入が得られようか。テレビだってブラウン管のがあったように思う。娘の部屋のポスターは、かのニルヴァーナ。90年代のアイコンとして有名な『ネヴァーマインド 』ではなく、『インユーテロ』のポスターにしたのは、レイプミーという曲が入っているからだろうか。

    メインの登場人物は皆 クセが強い。イビツな、曲者、つまはじき者。粗暴。問題児。周りにいたら、誰もが眉をひそめ近寄りたがらない。目を合わさないように視線を逸らすだろう。そうなのだ、見放された人たち、見放された町、この映画を見る観客の視線は、そのままそれを見つめるように設定される。

    主人公ミルドレッドの娘は、レイプされ「ながら」殺された。犯人を血眼で探す母は、時に、というかほぼほぼ常に、むちゃな暴走をする。そのやり方は褒められたものではないが、怒りの根底に常に愛娘への強い想いがある。
    煮えたぎる怒りには後悔から来る自分への怒りもあるから、一筋縄ではいかない。町の神父さんとのやりとりは衝撃的な名シーンだ。ミルドレッドの、目を背けることを許さないキビシイ目、真っ直ぐな眼差しが、吐いた言葉の字面以上のものをたたえているから、単なる暴言ではなく、神父も反論できない。

    ミルドレッドと並ぶ大事な主役がディクソンである。およそ警察官とは思えない粗野な品行。職務怠慢、傲岸不遜、黒人を差別し、すぐにキレて暴力をふるう。とんでもなく嫌な奴が憎めなくなるのは、根は悪人ではなく、お馬鹿で子供じみているから。大きな坊やが時に可愛くさえ思えてしまう。また事情が分かってくると不憫な親心まで芽生えてくる。終盤にはなんと、、、。この辺の気持ち、視点の変化を観客に対して、見事に変転させる、この映画の手腕がホント素晴らしい!あのパンチのきいたお母ちゃんの存在も大きい。セレクトが絶妙。

    この映画を、現代アメリカの闇だとか、格差社会や差別主義的風潮への批判だとか、時節柄で言うと反トランプの含意がある、などともっともらしい言葉でまとめようとすると、それこそミルドレッドにシバかれるんじゃなかろうか。たぶんミルドレッドやディクソンのような人たちこそトランプ大統領を誕生させた背景なのだ。
    理想主義的な、聴こえの良い言葉を、大所高所から語るだけなのは、無責任でズルい。ニュースキャスターのビッチ(←ミルドレッド曰く)は、見放された人たちからすると、スマートな花形の職業で、寂れた田舎とは無縁の生活をしてるだろう。それでいて、さも哀れな被害者側に寄り添う素振りを見せたかと思うと、あくる日には手のひらを返して疑惑の張本人に仕立て上げる。そんなゴシップ的な消費の対象としてしか、ミルドレッドに目を向けない。うわべだけの偽善にミルドレッドは唾を吐く。

    ありきたりなたとえだが、人間は工場製品ではない。工場製品ならはじき出されてしまうような、不揃いな、でこぼこの人間も、それなりの自分を抱えながら生きている。理想主義をガチガチに当てはめれば、行き場がなくなる人もいる。難アリをほっといて良いわけではないが、難アリな人もそのまま受け止めて、見守ってあげる人もいる(存在する/必要とされる)。ウィロビー署長の存在がそれだ。タガが外れてそれが分かるのだ。歪みながらも何とか収まっていたんだなあと…。
    いろんな力学があり、バランスが崩れた時、ダイナミックに変化してゆく。時にそのように、1人の人生も社会も生き蠢いている。傷付くことも、再生することも、命の力だ。(大袈裟なセリフ。でもホントそう。)

    この映画には、難ありな様々な人間を、大きく包摂する寛容さ、懐深さがある。とんでもない言い掛かりで殴りかかって来た相手をさえ、抱きとめるような優しい強さがある。そこに希望と、底力が見える。

    あのミルドレッドが、看板の下に花を植えている、朝まだき。そしてまたぞろ愚かな珍道中に繰り出すようだが、もう少し待ってみよう。また何か、変化があるかも知れない。もうしばらく見守っていよう。待つことは、ミルドレッドの姿にも符合する。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    4.0
    2018/2/3

     本年度アカデミー賞作品賞候補として、早くから何かと話題になっていた本作。

     それでは、さぞかし面白いのだろう・・・と思いたいところですが、昨年の「ラ・ラ・ランド」や「ムーンライト」がそうだったように、最近のアカデミー賞候補や実際に賞を獲得した作品が必ずしも面白いとは限りません。

     そんな想いを胸に半信半疑での鑑賞でしたが、ドラマがしっかりと練られていて、正直、展開が全く読めないサスペンス仕立ての作品で面白かったです。

     とにかく、主演のフランシス・マクドーマンドの存在感がものすごく、主演女優賞は決まりかなといった感じです。また、精神不安定の警官役のサム・ロックウェルもかなり良かったです。

     人間の感情、特に「怒り」について、様々な方面から描かれていて、共感したり、逆に理解できない場面もあり、「人間の愚かな部分」について考えさせられました。

     それでも、ラストは「人間ならではの再生力」といった感じで、グッと心に響きます。オチが分かってしまうと2度、3度観たいとは思いませんが、なかなかの秀作でした。ということで、ラストの2人に★ひとつプラスです。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    4.0
    2018/2/2

    「サスペンス」ってカテゴリーだったので…
    てっきり、真犯人を見つけることが目的、またはその過程で意外な事件が次々に起こり、主人公が追い詰められていくような展開かと予想して行ったが。

    実は、『デトロイト』と同じで、南部の田舎町における白人警官の公権力を悪用した黒人や女性に対する暴力と、それによる住民同士の憎しみ合いがテーマ。

    「本当の愛とは?」「お互いを理解し尊重するとは?」
    ということを問いかける内容で。

    もう、「映画人はみなトランプが嫌いなんだよ」ってメッセージ性が臭って、どうしようかと。

    面白いけど、人に勧めにくいなぁ。

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  • rikoriko2255

    5.0
    2018/2/1

    スリー・ビルボード 原題 THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

    製作年 2017年
    製作国 イギリス=アメリカ
    配給 20世紀フォックス映画
    監督/脚本 マーティン・マクドナー
    キャスト
    Mildred Hayes/フランシス・マクドーマンド
    Sheriff Bill Willoughby/ウディ・ハレルソン
    Officer Jason Dixon/サム・ロックウェル
    Anne Willoughby/アビー・コーニッシュ
    Charlie/ジョン・ホークス
    James/ピーター・ディンクレイジ
    Robbie Hayes/ルーカス・ヘッジズ

    これは・・・酷く悲惨だし、救いようがないけど、良い映画だ。
    主要登場人物が皆不完全で、弱さを持っていて、迷惑なのだけれど、悪ではない。

    娘がレイプされ焼き殺されたら、母親が常軌を逸しても止むを得ない。警察の無力さに腹も立つ。
    だけど、暴力に訴えたい訳じゃない。本気で捜査して欲しいだけ。
    徐々にエスカレートしていくけれど、それは本位じゃなくて、本当に、第三者の悪意ある行動のせい。
    母として、娘の危険を回避できなかった後悔から。
    誰かを見送る時喧嘩していて、その後何かが起きたらそれはずっと心残りになるわよね。
    哀しかったな‥

    Jasonは人種差別主義者で。でも人には言えない劣等感を抱えていたんだな。
    その裏返しだったのかもね。正義感は持っている。
    ただ、コントロールできない。横柄なママの言いなりだけど、それを指摘されるのは痛い。自分でも分かっているから。
    本当に本当に腹立たしいんだけど、彼を変えるのは怒りや圧力じゃなくて、理解や、素朴な優しさだった。

    警察署長ウィロビーは、彼の取った行動に、私が意見することは憚られるけど、家族からしたら、辛いわよね。
    基本善人だけど、捜査の進行具合の良い訳に自分の体調を持ち出すのは違うと思う。
    ただね、そう言う手段を選ぶ前に最善の準備をしたと思う。
    ミルドレッドに矛先が向くだろうことは明白だし、Jasonが暴走することも分かっていた。
    もうちょっと手紙が早く手に渡って居たらと思うけど、そうしたら彼は変われなかったかもね。

    一番腹が立つのは、DVな元夫で、父親のくせに娘の死よりも若い恋人との蜜月の方が大事な感じ。
    自分は若い恋人を連れているくせに、元妻のデートの相手には嫌味な態度を取る。
    本当に嫌な奴なんだけど、19歳の恋人がちょっとお馬鹿な感じの天真爛漫で凄く良い子で。あんな男には勿体ないくらい。
    その二人に、怒りをぶつける代わりにミルドレッドが言うセリフが凄く良い。

    そして、関係無い第三者の嫌がらせや心無い言葉や挑発。
    そう言う悪意が、事を悪い方に動かしていくの。それがすごく悔しい。だけど実際絶対いるのそういう人。

    でもね、逆も居て。
    息子は凄く健気で、母を守ろうとするいい子だし、ジェームズの健気さも心を打つ。「僕はデートのつもりだった」って去り際の男らしさは、元夫よりよっぽど格好良いわ。
    新署長に彼を持って来たのも上手いけども、看板を立てたとやって来た黒人青年良いなぁ。世間に関係無く仕事を全うする感じ。
    だけど何より看板屋の青年よね。
    何者でもないような存在感なのに、最初から慈悲の心しか持っていないような彼。
    酷い目に遭いながら、最後まで。
    彼の勇気ある優しさが無かったら、あの穏やかなラストにはならなかった。
    悲惨なままだし、何一つ変わっていないのに。これから人を殺しに行こうって話しているのに、あんな爽やか。心を打つラスト。




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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2018/1/25

    母親の苛立ち、不満、焦り、そして怒りが
    思わぬ方向へ転がりだして
    もうだれも止められなくなるまでに・・・
    怒りが怒りを生んで
    まともな精神ではいられなくなるのは観ていてツラい。
    怒りが色んな副産物も生んで
    気持ちが上へ下へと揺さぶられます。
    暗いトーンで進む中、ユーモアもスパイスとして
    まぶされていて、心が弄ばれるような感覚になりました。
    主役のフランシス・マクドーマンドは
    アカデミー主演女優賞も大いにアリですね。

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