朝鮮王朝を舞台に史実を織り交ぜ玉座を賭けた闘いを活写したチャン・グンソク主演の時代劇ドラマを再編集し、前後篇に分け劇場上映。無念の死を遂げた養父の復讐に乗り出したテギルは、第19代王・粛宗の子として生まれたものの死んだことにされた自らの出自の秘密を知る。数奇な運命をたどる主人公テギルを演じたチャン・グンソクは、同ドラマで2016年SBS演技大賞長編ドラマ部門最優秀演技賞や10大スター賞を受賞。共演は「西部戦線1953」のヨ・ジング、「情愛中毒」のイム・ジヨンほか。2017年9月20日からのイオンシネマ港北ニュータウンでの上映会を皮切りに、各地で巡回上映。
ストーリー
1693年。ボクスン(ユン・ジンソ)は賭博好きの夫マングム(イ・ムンシク)がいたものの、策略により第19代王・粛宗(チェ・ミンス)の側室にさせられる。そして男児を出産するが、月足らずで生まれたため本当に王の子か疑われ、ボクスンは赤子は死んだと偽りマングムにその子を託すのだった。ケットン、のちにテギルと名付けられるその子は、マングムのもとで成長するに従い、明晰な頭脳と博徒としての才能を見せるように。我が子と別れた後、ボクスンは第2子ヨニン君(ヨ・ジング)を出産。やがて反体勢力から冷たい視線を向けられるようになったヨニン君は、酒や賭け事に溺れていく。そんな中、マングムが無念の死を遂げ、テギルは父の復讐を果たそうとするうちに自らの出自について知る。そして、陰謀を企むイ・インジャ(チョン・グァンリョル)の娘として育てられ、王の命を狙う刺客となったタムソ(イム・ジヨン)と出会うテギル。玉座を賭けた男たちの熱い勝負と運命の愛が動き始める。