十年 Ten Years Japan:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
十年 Ten Years Japan
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十年 Ten Years Japan

2018年11月3日公開、99分
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10年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクトの日本版で、「万引き家族」の是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス映画。75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する未来版“姥捨て”の「PLAN75」、AIによる道徳教育を描く「いたずら同盟」など全5話。出演は、「無限の住人」の杉咲花、「パンク侍、斬られて候」の國村隼、「海を駆ける」の太賀、「あゝ、荒野」の川口覚、「怒り」の池脇千鶴。

ストーリー

「PLAN75」高齢化問題を解決するために、75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する国の制度PLAN75ができる。公務員の伊丹(川口覚)は、貧しい老人たちを“死のプラン”に勧誘している。一方、妻の佐紀は出産を間近に控えていたが、認知症の母親を抱えて途方に暮れていた。「いたずら同盟」国家戦略IT特区となったとある田舎町の小学校では、人工知能システム“プロミス”による効率的な将来予測と画一的な道徳に従っていれば、苦しむことはない世界が日常となっていた。ある日、用務員の重田(國村隼)が世話をする老馬が殺処分されることになると、クラスのはみ出し者のリョウタ(大川星哉)は、クラスメイトのマユとダイスケとともにいたずらを画策する。「DATA」女子高生の舞花(杉咲花)は、生まれてすぐに亡くなった母の生前のデータが入ったデジタル遺産を手に入れる。データをもとに母の実像を結ぶことができて喜んでいたが、母の知られざる一面を見つけてしまい……。「その空気は見えない」原発による大気汚染から逃れるために、日本は地下への移住を余儀なくされる。地上の生活を知らずに育った10歳の少女ミズキ(三田りりや)は、「地上の世界は危険だ」という母(池脇千鶴)の教えを守っていた。しかし、友達のカエデ(田畑志真)が地下の街から突然姿を消す。カエデが残したあるものを見つけたミズキは、地上の世界に憧れを抱くようになる。「美しい国」自衛隊徴兵制が導入され、その告知キャンペーンを担当する広告代理店の渡邊(太賀)は、若者に親しみやすいポスターデザインに変更するよう政府から要請される。渡邊は元のデザインを担当したベテランデザイナー・天達(木野花)に謝罪に赴き、天達がポスターに込めた思いを知る。

予告編・関連動画

十年 Ten Years Japan

予告編

2018/9/5(水)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
フリーストーン
初公開日
2018年11月3日
上映時間
99分
製作会社
分福=吉本興業=十年電影工作室=朝日新聞社=フリーストーンプロダクションズ

[c]2018 “Ten Years Japan” FilmPartners
[c]キネマ旬報社