女は二度決断する|MOVIE WALKER PRESS
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女は二度決断する

2018年4月14日公開,106分
PG12
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「50年後のボクたちは」のファティ・アキンが監督、ダイアン・クルーガーが第70回カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞を受賞した人間ドラマ。トルコからの移民である夫と愛息を移民街を狙った爆弾テロにより突如奪われたカティヤは、犯人への復讐を決意する。トルコ移民二世であるファティ・アキン監督が、テロの脅威を背景に、残された者の心を描いていく。ダイアン・クルーガーは母国語であるドイツ語を使った映画に初挑戦した。第90回アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品。

予告編・関連動画

女は二度決断する

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ドイツ、ハンブルク。カティヤはトルコからの移民ヌーリと結婚。彼はかつて麻薬売買に手を染めていたが、今では足を洗い真面目に働き、息子共々幸せな家庭を築いていた。しかしある日ヌーリの事務所の前で爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが帰らぬ人となる。当初警察はトルコ人同士のもめごとが原因かと見ていたが、移民街を狙ったドイツ人によるテロであることが判明。突如最愛の家族を奪われたカティヤは、憎悪と絶望の中、ある決断をする。

作品データ

原題
AUS DEM NICHTS
映倫区分
PG12
製作年
2017年
製作国
ドイツ
配給
ビターズ・エンド
上映時間
106分

[c] 2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production,corazon international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.3
  • rikoriko2255

    亀戸大根

    3.0
    2018/5/15

    前宣では"衝撃の結末"的なことを言っていますが、観客は彼女が「これしかない」と結論を出すまでの道程に寄り添うだけなので。最後は『嗚呼・・・』としか言いようがなく。。 そういう意味ではドキュメンタリーのような映画で、カメラワークもそんな感じでした。容疑者達が、最後に不安な表情を見せたシーンとか、うまいなー!と思いましたね。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2018/5/11

    【賛否両論チェック】 賛:最愛の家族を奪われた主人公の、失意・絶望・怒りといった感情が赤裸々に描かれ、そのやり場のない哀しみが胸を打つ。衝撃的なラストにも目を奪われる。 否:ストーリーは終始淡々と進むので、興味を惹かれないと眠くなってしまうこと必至。  理不尽な事件で最愛の夫と息子を奪われ、しかも捕まった犯人が法廷で否認を続け、次第に形勢が不利になっていってしまうという不条理。主人公の動揺と葛藤そして苦悩を、ダイアン・クルーガーが迫真の演技で表現していく様に、思わず圧倒されてしまいます。  ただ展開そのものは、ストーリーを淡々となぞっていく雰囲気で進むので、観ていて退屈してしまうかも知れません。特段突拍子もないことが起こるわけでもないので、眠くなってしまう可能性もあります。  しかし、そんな物語の最大の見せ場は、その衝撃のラスト。そこに含まれたタイトルの本当の意味に、思わずうなってしまいます。あまり言うとネタバレになってしまいますので、詳しくは是非実際にご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2018/5/4

    移民や多国籍、多宗教、ネオナチ、グローバルになるほど戦争やテロは広がるのか。 一度に最愛の夫と子供を失って絶望のカティヤにあの裁判のジャッジも彼女に味方しない。 法がダメなら、神が微笑まないなら、自分の手で彼らを裁くほかない。 それはとても勇気がいる。しかし最愛の家族がいないこの世、苦しみと憎悪と虚無しかないなら、自分の決断に迷いない。心が壊れてしまった、冷静でいられるはずがなかろう。 D.クルーガー、自国での初めての主演というのが意外。精神の崩壊、目的へのバリバリとした行動は、彼女の演技力あってのこと。カンヌ映画祭女優賞も納得。話の流れもテンポ良く、ラストまで見ごたえある映画となった。マル!

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  • rikoriko2255

    Sibyl

    3.0
    2018/5/2

    ある日突然、人の命を奪い、遺された家族の人生を変えてしまうテロの脅威がリアルに描かれていた。 理不尽な裁判、そして衝撃の結末。 たまにはこういうシリアスな映画を観るのもいいですね。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    4.0
    2018/4/25

     主演のダイアン・クルーガーが各映画祭で高評価を受けている爆破テロを題材に夫と一人息子を殺された女性の心の葛藤と復讐を描いたサスペンス映画です。  評判どおり、ダイアン・クルーザーの魅力爆発といった感じで、ある意味、「彼女ため」の映画でした。  とはいえ、裁判で証拠不十分が理由に容疑者が無罪になった瞬間から、主人公同様に気持ちのやり場がわからなくなり「自分だったら・・・」と考えながら鑑賞していました。  そして、向かえる「二度目の決断」は、賛否両論の衝撃的ものでしたが、私的には共感でき、正直、「それしかないよな!」と納得のものでした。

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  • rikoriko2255

    regency

    4.0
    2018/4/22

    人種差別&移民排斥に端を発するネオナチテロで家族を失った女性の復讐譚…と書けば聞こえはいいが、実はその意識は犯人以外の一般人にも根付いているという実態がこの映画の一番怖いところ。 それは、女性の「最後の決断」を持ってしても消えないのかも。 全3章ではそれぞれカメラレンズを変えて撮影。終始天候がぐずついてる1~2章に対し、快晴シーンをソフトレンズで捉えた最終章が活きている。 だからこそ余計、「最後の決断」が重く映る。

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  • rikoriko2255

    3.0
    2018/4/20

    Diane Krugerは、女優になりましたね。昔は綺麗なだけのお人形だったのに。 一番起きて欲しくない悲劇。我が子を失うと言う事。それも、夫と共に。 そのショックを、人間がどう体現するのか、どう移り変わって行くのか、見せられた気がする。 我が子が14か所の傷を負ったなら、何故自分は無傷で生きているのだろう・・と思う。 死は恐怖では無く、自分を待っている安らぎに思える。 彼女のただ一つの心残りも生きる術も、犯人を罪に問うことになる。 あれだけ証拠が揃って居ても、疑わしきは罰せず・・となるのか。凄く不条理だ。 アメリカだったらそうはならないかな。拍手が起きた、あの弁護士の熱弁は見事だったし。 身近な身内を失うと、人は敏感になると思う。風の音や空気の揺れにも何かを見出す。 あの小鳥は、失った家族だったろう。そんな事は止めて。不幸にならないで。 そう聞こえたろうと思う。 ショックで止まった自分の時間が、自分の身体が、時を経て動き出す。 受け入れがたい。そこにあの動画。そうだよね‥そうするよね‥と思った。 あのラストは、正しいかどうかは置いておいて、それしかないラストだったと思う。 勿論、その方法を選ばない勇気のある人は、立派だと思うけど。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    4.0
    2018/4/14

    人間、たとえ最愛の夫と息子を惨殺されても、アメリカ映画のように簡単には「復讐に燃える」、なんてことはできないものです。 物理的にも、また心理的にも、たった一人だけ、この世に取り残された彼女の心の揺れ動くさまを追体験するのがこの映画の目的だと思いますが、それが狙いなら100%成功していると言えるでしょう。 ストーリーは「あらすじ」に記されている通りです。 もっとも、最後の揺れ動く心の振幅の大きさは、これぞ「生身の人間」と感じるものでした。 そういうわけで、結局のところ、女性の中にある「男性には分からない部分」に関する映画なのかも知れません。 それを追体験できたのは映画の力なのでしょうけどね。 ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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