ドゥ・ザ・ライト・シング:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ドゥ・ザ・ライト・シング
ドゥ・ザ・ライト・シング
-

ドゥ・ザ・ライト・シング

1990年4月6日公開、120分
2
3
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ブルックリンのピザ・パーラーを舞台に、黒人と白人の凄絶な戦いを通して、人種差別を描くドラマ。製作・監督・脚本・主演は「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」のスパイク・リー、撮影はアーネスト・ディッカーソン、音楽はビル・リーが担当。出演はほかにダニー・アイエロ、オシー・デイヴィスなど。

配信で観る

ストーリー

その年一番の暑さの日、“サルス・フェーマス・ピッツェリア”のオーナー、サル(ダニー・アイエロ)は、その日も暢気なヴィト(リチャード・エドソン)と、人種差別主義者のピノ(ジョン・タテューロ)のふたりの息子と共に、近所の黒人たちにピザを売っていた。店員のムーキー(スパイク・リー)は、仕事の暇をみつけては恋人のティナ(ロージー・ペレズ)と会っている。酔っぱらいだが愛想のいいダー・メイヤー(オシー・デイヴィス)は、町の母的存在のマザー・シスター(ルビー・ディー)の気をひこうとするが、彼女は相手にしない。町にはウィー・ラブ・ラジオのDJミスター・セニョール・ラブ・ダディー(サム・ジャクソン)の声に乗せて音楽が流れている。黒人自覚提唱者のバギン・アウト(ジャンカルロ・エスポジート)は、ピッツェリアにイタリア系のスターの写真しか飾られていないのを見て、黒人スターの写真を飾れ、とサルに抗議するが、聞き届けられずボイコットで仕返ししようとする。またサルは、巨大なビート・ボックを持って店にやって来たレディオ・ラヒーム(ビル・ナン)との間にも一悶着起こしていた。やがて1日も終わりを迎えようとしている日暮れ時、ピッツェリアにバギン・アウトとレディオ・ラヒームが乗り込んできて、つばぜりあいが始まる。そしてサルがレディオ・ラヒームのビート・ボックを叩き壊したことでその波紋が広がろうとしている時、やってきた警官のひとりがレディオ・ラヒームを羽がいじめにし、窒息死させてしまう。こうしてピッツェリアは黒人たちの一大暴動の舞台となり、火の海と化してゆく--。一夜あけ翌朝、給料を取りに来たムーキーとサルとの間には、奇妙な和解が生まれるのだった。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Do The Right Thing
製作年
1989年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル=UIP
初公開日
1990年4月6日
上映時間
120分
製作会社
40・アクレス/ミュール・フィルムワークス・プロ作品


[c]キネマ旬報社