私はあなたのニグロではない|MOVIE WALKER PRESS
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私はあなたのニグロではない

2018年5月12日公開,93分
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アメリカ黒人文学を代表する作家、ジェームズ・ボールドウィンの原作を映画化したドキュメンタリー。ボールドウィンが出会った公民権運動のリーダーたち、メドガーやマルコムX、キング牧師の軌跡を追い、アメリカの人種差別の歴史とその正体を解明していく。監督は、「マルクス・エンゲルス」のラウル・ペック。第71回英アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞、第43回セザール賞最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞、第89回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート、第67回ベルリン国際映画祭パノラマドキュメンタリー部門観客賞受賞。

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ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1957年。フランス・パリで執筆活動をしていたジェームズ・ボールドウィンは、パリ中で売られている新聞に載っていた15歳の少女、アメリカ南部シャーロットの高校に黒人として初めて入学するドロシー・カウンツの写真を見たのをきっかけに、故郷アメリカへ戻る決心をする。大勢の白人たちに取り囲まれ、ツバを吐かれ嘲笑されながら登校する彼女の姿に強い衝撃を受けたボールドウィンは、パリで議論している場合ではないと感じ、人種差別の最も激しい地域、アメリカ南部への旅に出る。公民権運動のリーダーだったメドガー・エヴァース、マルコムX、キング牧師との出会いと別れ、司法長官ロバート・ケネディとの会談など、激動するアメリカ社会の中心に立ち、出来事を記録し、各地で講演をし、精力的に動き回る。そして、自身の体験と鋭い洞察力で、母国アメリカの人種差別の歴史とその正体を解き明かしていく。

作品データ

原題
I AM NOT YOUR NEGRO
映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
アメリカ=フランス=ベルギー=スイス
配給
マジックアワー
上映時間
93分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    5.0
    2018/5/15

    何と発言していいか解らない。
    私は日本人だから。
    アメリカで、黒人として生きる苦労。受ける差別。憎悪や絶望。いわれの無い羞恥。
    本や、映画で知っている。憤っている。だけど、それは本当に知っていると言う事じゃない。
    当時の白人アメリカ人の多くも、自分は差別は持っていないと思っている。
    だから自分たちの生活には入ってくるなと。

    映画にも出ているじゃない。CMにも出ているじゃない。何が不満?と問う。
    滑稽に見える役で、白人をヒーローに見せる為の引き立て役として、親切な白人の恵まれた奴隷として。
    「全て夢だった」「目が覚めたら何も残って居なかった」と歌うソウルミュージックをBGMに映し出されるオバマファミリー。
    色々な権利を得た筈なのに、今も無くなった訳じゃない。白人の友達が出来ても、違う目で見る人が居なくなったわけじゃない。
    アメリカはどうしてそうなった?色々な物を排除して理想的な国家を作り上げようとしたせい?
    だから排除したはずの人たちを受け入れられない?
    ヨーロッパでは過去もひっくるめて、今。なのに、何て怯えた弱い心なんだ。

    私には、黒人の友人が居て、白人の友人もいて、彼らは仲良しだし、私にとっては同じくアメリカ人だ。フランス人も混じっているけど。
    朝会ってハグする。おはよう~今日も頑張って。またあとでね!また明日ね!って。
    一緒にlunchに行ったり飲みに行ったり。その時肌の色なんて気にした事なんかない。
    白人と黒人と日本人・・・と人に言われ、あぁ、確かにそうだね。で?と思う。
    私が一番長くハグして長すぎ!と周囲にはがされる相手は黒人だけど。
    ある日赤坂のシアターACTの側で出会って、彼に惹かれたのは、黒人だったからじゃない。笑顔があまりに爽やかで、話していてcharmingだったから。
    彼が大好きだし、彼の白人の友人たちとも友達になったし、その人たちも大好きだから、私がこの映画を見たことで、何を感じるのか、どう感じるのか、気に掛けて欲しくない。

    彼らは、何度も何度も立ち上がっているのだ。諦めず。命懸けで。
    私は勿論そう人達が大好きだ。
    だけど、偏見とか、同情とか、そんな感情は芽生えてない。
    黒人なら誰でも好きな訳じゃない。白人皆が友達になれる訳じゃない。日本人だから・・と国際大会で贔屓目に見ることも出来無い。

    だけど、君たちの苦労が分かるとか、味方だ‥何て言えない。背負って来た重い重い歴史を軽々しく扱えない。
    私はアメリカ人じゃなくて、当事者じゃないから。知ったかぶりでしかない。

    だけど無知は罪だと知っている。
    彼らが、私たちが見て来たものを、どう見、どう感じて来たのか、知らないといけない。そして恥じないといけない。
    その上で、変わる事無く友達でいたい。
    日本に来た時、心安らかに過ごして貰うお手伝いがしたいだけ。
    傷付けないで欲しい・・
    あなたは私のニグロじゃない あなたは私の大切な人

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