銅の谷:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
銅の谷
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銅の谷

1953年8月23日公開、西部劇
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「烙印」のメル・カプステイン製作になる1950年作テクニカラー西部劇、「千一夜物語・魔法のランプ」のリチャード・イングリッシュのストーリーを「流刑の大陸」のジョナサン・ラティマーが脚色、監督も同じく「流刑の大陸」のジョン・ファーロウ。「情炎の女サロメ」のチャールズ・ラングが撮影監督にあたり、「砂漠の鬼将軍」のダニエル・アンフィシアトロフが作曲した。「午後の喇叭」のレイ・ミランド、「腰抜けモロッコ騒動」のヘディ・ラマー、「コマンチ族の怒り」のマクドナルド・ケーリーが主演、これに「底抜け落下傘部隊」のモナ・フリーマン、「三人の名付け親」のハリー・ケイリー・ジュニアが共演し、以下「ネバダ決死隊」のフランク・フェイルマン、「女群西部へ!」のホープ・カマースン、「花嫁の父」のテイラー・ホームズ、ペギー・ヌードセン「スタリオン街道」、ジェイムス・バーク「インディアン渓谷」などが助演する。

ストーリー

南北戦争が終わってから西部に移住した将兵たちは多く農牧を業としたが、なかにはネバダの銅山の仕事に従事した者もいた。その頃銅山に近いある町にピストルの曲射ちを見せている芸人ジョニー・カーター(レイ・ミランド)がいた。芸人らしくない彼の人柄を見て、ちょうど土地の者たちから銅の採掘に妨害をうけていた軍人あがりの連中は、彼こそ南北戦争で勇名のあったデズモンド大佐だと信じこみ、助力を乞いに来た。カーターはそれを否定し、芸人の身ではといって援助も断ったが、銅山の中心地へ行って妨害派のやり口があまりにも悪辣なのを見て驚いた。彼らは採掘した鉱石を溶鉱所に運ばせないようにして銅山の権利を奪おうとしており、保安官のトレイヴィス(マクドナルド・ケーリー)も買収され、法律は通用しなかった。憤慨したカーターは鉱石運搬を手伝うことにしたが、これを知ったトレイヴィスは酒場の女主人リザ(ヘディ・ラマー)を使ってカーターに酒を飲ませ、部下に鉱石運搬の幌馬車隊を襲撃させた。しかしカーターはリザの裏をかいて単身幌馬車隊の後を追い、トレイヴィス一味を追い散らして無事運搬をすませた。トレイヴィスは仕事に邪魔なカーターを除こうとして盗んだ金をカーターの室に隠して罪を着せ、留置所に入れたが、すでにカーターに好意を持つリザはトレイヴィスの非行に愛想をつかし、看守を買収してカーターを救い出した。カーターは銅山の連中を集めてトレイヴィス一味に決戦を挑み、悪人を一掃した。平和にかえった西部の町にはカーターとリザの新しい人生が始まろうとしていた。

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作品データ

原題
Copper Canyon
製作年
1950年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画社
初公開日
1953年8月23日
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
西部劇


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