怒濤の女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怒濤の女
怒濤の女
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怒濤の女

1932年公開
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「サブマリン」のノーマン・スプリンガーが書いた海洋小説を基に新進フィルホィットマンが監督せるもので出演者は「猫とカナリヤ」のレオン・ウェイコフ、「無冠の帝王」のフェイ・レイ、リー・モーラン、「ブロードウェイ(1929)」のベティー・フランシスコ、「風」のモンタギュー・ラブその他。キャメラは「ラスト・モーメント」のレオン・シャムロイが担当である。

ストーリー

餓死線上をさ迷う純潔の乙女メリイはある時、港町のハーバー・ダンスホールに勤めることとなったが、初めてホールに現れた日、踊りを申し込んだグローダーという貨物船の機関士の荒々しい素振りを見て、それを断ったため解雇されてしまった。彼女はすっかり困り果ててその夜波止場を放浪するうち通りがかりの刑事に睨まれ、逃れる術なく、とある船の船底に忍びこんだ。その船はグローダーの乗り組んでいる船で程なく出帆した。船が大洋の真っ直中を進んでいるとき、彼女は乗組員のトミイという青年に発見された。彼はメリイの純情を知り彼女を匿ってやった。翌朝トミイは食料を彼女のためにごまかそうとしてグローダーに発見された。グローダーはメリイが船中に忍んでいることを知り彼女を獲ようと挑んだ。トミイはこれを知って激しく争った。かねてからグローダーと密輸入を企てていたマッキーという水夫は、その分け前をグローダーが着服してしまったことを起こり、二人の格闘中、背後からグローダーをさしころした。トミイは夢中だったので自分が殺したものと思い込み、船がサンフランシスコに入港した時、船長の勧めにより警察に自首しようとした。しかしこのことはグローダーとマッキーの行動を怪しいと睨んでいた税関史の取り調べによって事実は判明し、トミイとメリイは晴れて結婚したのであった。

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作品データ

原題
Stowaway
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
ユニバーサル
初公開日
1932年


[c]キネマ旬報社