ドノヴァン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ドノヴァン
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ドノヴァン

1929年公開
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オウェン・デヴィス氏作の同名の舞台劇を映画化したものでドロシー・ホウェル女史の脚色により「サブマリン」「陽気な踊子」と同じくフランク・キャプラ氏が監督した。主役は「サブマリン」「軍法会議(1928)」のジャック・ホルト氏と「サブマリン」「タイグレス」のドロシー・レヴィア嬢とであるが、そのほか「雨製造者」「漂泊い人」のウィリアム・コリアー・ジュニアー氏、「熱砂の舞」のアグネス・エイアース嬢、を始めとしてジョン・ローシュ氏、フレッド・ケルシー氏、ヴァージニア・ブラウン・フェアー嬢、エドワード・ハーン氏、ウィーラー・オークマン氏、等が出演している。発声版の方はオール・トーキーとなっている。

ストーリー

賭博と女出入りとに日を暮していたジャック・ドノバンは、借金がかさんで行ったがそれを払おうとはしないので債権者側では強硬な態度をとることとなりその一人ポーターがそれを遂行する役目を帯びた。が、ドノバンにはまた女出入りからも多くの敵があった。彼はピーター・ランキンの二度目の妻リディアと関係を続け、夫に告げると脅しては金を強請っていた。またそれに使われている召使のメリー・ミルスとも関係があった。リディアには継娘にあたるジーンは、父親の身を思うのあまり母親の不行跡を蔽っていたために恋人のデイヴィッド・コーニッシュからドノバンと恋仲ではないかと疑われた。そしてコーニッシュはドノバンを殺してやると言っていた。ピーター・ランキンの誕生日の夜宴の時、人々は招かれて席に列った。リディアは夫に告げられることを恐れて復讐を考えていた。メリーは捨てられたのを怨んでいた。ランキンも妻の不行跡をやや察するに至りポケットに短銃を忍ばせていた。席上、ドノバンは多くの女どもを惹きつける力ありと称する猫眼の指環をとり出しこれは暗中にてもなお光るといったので、灯りは消されその指環を試すこととなった。が、灯りが再び点ぜられた時はドノバンは背に短剣を突さされた儘死んでいた。キリアン警部が事件を裁きに呼び寄せられる。ポーターが警部にその事件の起りを話そうとして灯りを消すと今度はポーターが殺された。犯人は誰か?キリアン警部は果して犯人を挙げ得るだろうか?事件は全く迷宮に入った……

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作品データ

原題
The Donovan Affair
製作年
1929年
製作国
アメリカ
初公開日
1929年
製作会社
コロムビア映画


[c]キネマ旬報社