泥棒がいっぱい:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
泥棒がいっぱい
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泥棒がいっぱい

1966年10月25日公開、アクション
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ジェン・ワングの小説をジョージ・ベラックが脚色し、舞台や映画で俳優として活躍するアブナー・バイバーマンが監督したアクション・ドラマ。撮影モーリス・ハーツバンド、音楽シド・ラミンと共に新顔が担当。主演は「グレート・レース」のピーター・フォークとブリット・エクランド、ジョアンナ・バーンズ、ネーミア・パーソフ、ピエール・オラフなどが脇を固めている。製作にはリチャード・アラン・シモンズが当っている。

ストーリー

ビクター・エンブレムというマケドニア共和国の国宝が、女を含む4人組に盗まれた。そして3週間後、同国のニューヨーク総領事館に、国宝とひきかえに50万ドルを要求する怪文書が舞いこんだ。そんなある日、弁護士ダニエル(ピーター・フォーク)は、マケドニア領事館の友人ジョージ(ネーミア・パーソフ)からこの取り引きを一任させられた。ダニエルは別れた女房とよりを戻しての再婚旅行に出かける矢先で、申し出をしぶったがジョージは有無をいわせず、泥棒たちに承諾OKの旨をかいた新聞広告を置くや、さっさと帰っていった。広告はてきめんだった。たてつづけに、アンドルーズという男、同じくペトロス、そしてクローディア(ブリット・エクランド)という女性を含む3人から連絡をうけた。もともと仕事そのものには興味のないダニエルは、もちまえの鼻の下の長さから、クローディアの指定するホテルへ足を運んだ。ところがダニエルが彼女の部屋へいくと、彼女は泥棒仲間のフェリックスに国宝を盗まれたと告白した。泥棒が泥棒にあったのだ。すなわち、各々宝を1人占めにしようと仲間割れが生じたのだった。ダニエルが国宝を追って、神出鬼没の大活躍にもかかわらず、宝は泥棒の手から泥棒の手へとあっちこっちとてんてこまい。そんなうちにアンドルーズがフェリックスに殺され、そのフェリックスもペトロスに殺された。この泥試合に嫌気がさして、クローディアが取り引きから下りたいまペトロスは勇躍、国宝を手に取り引き場所に足を運んだ。しかしペトロスの喜びも束の間、待ち構えたジョージに絞め殺された。すなわちこの盗難事件は、すべて50万ドルを狙ったジョージの計画だった。彼は、ダニエルを欺して宝の見張り役に仕立てていたのだった。しかしジョージが逃走寸前、クローディアから事の真相を電話でうけたダニエルは、警察と一緒に現場へ直行。ジョージは遂に捕らえられた。ひょうたんからこま、ダニエルの女好きがもたらした、一幕だった。

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作品データ

原題
Too Many Thieves
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
メトロ
初公開日
1966年10月25日
製作会社
フィルムウェイズ
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社