「たこ焼きの詩」「切り子の詩」に続く、近兼拓史監督による“下町の詩”シリーズ第3弾。巨大恐竜の化石発見で、千載一遇の町おこしチャンスに沸く小さな山里。だが、過疎の町にはそんな予算はない。市長の助っ人としてやってきた澤田は、ある節約運動を提案する。出演は「切り子の詩」のとみずみほ、澤田敏行、近田球丸、サニー・フランシス、永津真奈、「たこ焼きの詩」の古和咲紀、「秘愛」の芳野友美。
ストーリー
新種の巨大恐竜“丹波竜”の化石が、関西の小さな市で発見。静かな山里はこの世界的ニュースに大騒ぎとなり、町おこしの大チャンスと色めき立っていた。だが、過疎の町にはそんな予算はない。起死回生のアイデアを求め、市長は旧知の商社役員に助っ人を依頼。ところが、やって来たのは冴えない中年男の澤田(澤田敏行)だった。あきらめムードのなか、澤田は「予算が無いなら節約で」と、町おこし予算捻出のため、全市民をあげてジェネリック家電を活用するという大節約運動を提案。前代未聞の“つもり貯金”で、到達不可能と思われた町おこし予算は現実のものとなっていく。その頃、澤田の息子・鈴音(近田球丸)が恐竜の化石発掘現場付近で、謎の巨大な卵を発見する。そこから産まれてきたのは小さな恐竜の赤ちゃんだった……。
スタッフ
監督、脚本、撮影、編集、グレーディング
近兼拓史
ナレーション
とみずみほ
ナレーション
古和咲紀
EXプロデューサー
荒谷やよい
撮影、編集
畠岡英隆
美術監督
細見典行
怪獣人形制作、アート監修
とだ勝之
音声
谷綛祐二
音声
藤原成史
CG作成
行信三
助監督、アート監修
大越節美
コンポジット・編集
近藤隼人
ドローン撮影(空撮アーティスト)
前田太陽
アート監修
河野政行
アート監修
渡辺顕
オープニングアニメーション
そえたかずひろ
スチル撮影
岡林利幸
タイムラプス撮影・記録写真
小島穂高
タイトル
近兼啓次郎
タイトル
近兼拓輝
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- 日本
- 配給
- アールツーエンターテインメント
- 初公開日
- 2018年6月2日
- 上映時間
- 137分
- 製作会社
- 映画「恐竜の詩」製作委員会(企画・制作:ダカーポ)
[c] 2018 映画『恐竜の詩』製作委員会
[c]キネマ旬報社