南海のペーガン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
南海のペーガン
南海のペーガン
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南海のペーガン

1935年公開
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「エスキモー」に主演したマラが主役を勤める南海劇で、ジョン・ファーロウが書き下ろした脚本により、リチャード・ソープが監督し、「噫初恋」「宝島(1934)」のクライド・デ・ヴィナが撮影したもの。助演はロータス・ロングのほか大部分は原住民である。

ストーリー

赤道直下のポリネシア群島では、未だに青年が配偶者を求めるために他の島を襲って若い娘を強奪する風習がある。この習慣にしたがって青年ターローは美しいリレオを花嫁としさらってきた。リレオは始め腹を立ててターローを気嫌よく迎えなかったが、しだいに彼の男らしさにひきつけられ、彼を愛するようになった。ある日平和なこの島の港に白人の船が停泊した。船長は原住民たちを船へ呼んで彼等をもてなした。ターローもリレオも船長から時計や腕輪などを貰って子供のように喜んだが、それが白人の計略で、そうして喜ばせておいて何も知らぬターローに、さる島の燐鉱山で労働するという契約書に署名させたのである。その夜二人は原住民たちと一緒に甲板で寝ていると、かねてリレオを我物にしようと思っていた酋長は、こっそり眠っているリレオを船に乗せて島へ帰った。翌日目がさめてみると、船は大海を航海中であり、ターローは始めて自分が半奴隷的に売られて行くことを知った。彼は激怒して船員と争い、ついに足枷を着けられて鉱山へ連れて行かれた。こうして後が鉱山で激しい労働にこき使われている時、酋長はリレオと結婚式をあげた。リレオは毎日行方の知れぬターローを思い続けながら弱い女の力でどうにもする事ができなかった。鉱山でターローは坑道が爆破した時白人の技師をたすけてやろうとして負傷した。白人たちはこの行為を感じてリレオをこの島に迎えてやることになり、船員が下の島へ行ってみるとリレオはもう酋長の妻となっているのでそのまま帰ろうとした。リレオはターローの母に囁かれて夜中その船に忍び込んでターローの島に着いた。二人が再会を喜ぶまもなくリレオは酋長のもとへ連れ帰されるため船室に監禁された。ターローは嵐の夜をついて彼女を救い、次の日二人は密かに小船に乗り新しい島を求めて大海に乗り出した。。

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作品データ

原題
Last of the Pagans
製作年
1935年
製作国
アメリカ
配給
MGM映画日本支社
初公開日
1935年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社