紐育ウロチョロ族:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
紐育ウロチョロ族
紐育ウロチョロ族
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紐育ウロチョロ族

1957年公開
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マーティン=ルイスの底抜けコンビがチームを解消、ジェリー・ルイスが一本立になってルイス自ら主宰するヨーク・ピクチュアズが製作した第1回作品。「日本人の勲章」を脚色したドン・マクガイアが脚本を書き監督もつとめた。撮影監督は「栄光の旅路」のハスケル・ボッグス、音楽はバディ・ブレッグマン。主演は「ふんだりけったり」のジェリー・ルイス「いとしの殿方」のマーサ・ハイヤー、それにメアリー・ウェブスター。

ストーリー

午前4時のニューヨークの裏街--モンク、アーティらの愚連隊3人がやってくる。と、反対側から同じような愚連隊3人が現れ無言の睨み合い。そこへ、また突然現れたのがアパートの小使をしているシドニー(ジェリー・ルイス)という少々足りない男。ゴミの罐を開けに出てきたのだが足を滑らせて罐は大きな音を立てて転がった。忽ち警官が駈けつける。慌てたのは愚連隊、遂に彼らは一網打尽。シドニーもそば杖喰って警察へ連行された。しかし喧嘩が始まっていなかったので一同は説論放免。が、シドニーだけは新任の警官マイクの補導を受けるということになった。マイクは愚連隊補導には愛情が第1と考える男で、これに反対する部長ライリーといつも対立していたが、この際シドニーの身柄を引取り自分の考えを認めてもらおうとしたのだ。マイクはシドニーのアパートを訪れ食事に招待したりするが、シドニーはその理由が分からない。彼は自分を下らない人間だと自覚しているのだ。彼に口を利いてくれるのはパトリシア(メアリー・ウェブスター)という娘と発明狂の男だけ。ある日シドニーがマイクの家に招かれて行くと、そこに市役所から愚連隊の実情を調べに派遣されてきていたマーサ(マーサ・ハイヤー)という娘が来ていた。そのうちシドニーはマイクの親切に感じ、なれるものなら警官になりたいと考えた。相談を受けたマイクも部長を説いて承認させ、シドニーは警察学校へ入ることになった。13週間の訓練の間シドニーは色々の失敗を繰返すが、ようやく卒業、実習として巡回勤務についた。ここでもシドニーは散々の失敗をするが、ある日、愚連隊喧嘩の報に現場へ駈けつけた。顔見知りのモンクやアーティーがいた。その時、突然銃声が聞こえアーティが倒れた。傍らにはシドニーの拳銃が落ちていた。この拳銃の弾丸が1発射たれていたためシドニーは部長に拳銃乱射を責められた。マーサの弁護も効かなくシドニーの立場が絶体絶命になったときモンクが現れ、シドニーが落した拳銃を自分が盗もうとして引きがねに手を触れたことを白状した。シドニーは晴れて1人前の警官になることができた。

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作品データ

原題
The Delicate Delinquent
製作年
1957年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
初公開日
1957年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社