パリの家族たち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
パリの家族たち
パリの家族たち
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パリの家族たち

2019年5月25日公開、103分、ヒューマンドラマ
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「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督がパリで働く女性たちとその家族を取り上げた群像劇。職務と母親業の狭間で不安に揺れる大統領アンヌ、母親との関係に悩む三姉妹らは、それぞれ幸せになるための決断をする。女性大統領アンヌを「ママはレスリング・クイーン」のオドレイ・フルーロが演じるほか、「パリ、恋人たちの影」のクロチルド・クロ、「スガラムルディの魔女」のカルメン・マウラ、「愛を綴る女」など監督業にも進出するニコール・ガルシアらが出演。

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ストーリー

母の日が近づくフランス・パリ。強硬なリーダーシップで国民を率い、高い支持率を得ていた女性大統領アンヌは、職務と初めての母親業の狭間で不安に揺れる。ジャーナリストのダフネは2人の子どもを持つシングルマザーだが、仕事を優先し思春期の子どもたちの気持ちに寄り添えず、子どもたちは母よりもベビーシッターのテレーズに心を許している。ダフネの妹で大学教授のナタリーは、独身を謳歌しており、目下教え子と恋愛中。世間の母親たちに対し強烈な偏見を持っており、母の日をテーマに講義をするが……。母ジャクリーヌとの関係が原因でトラウマを抱える小児科医イザベルは、養子を受け入れることを考えていた。母の認知症が進み、妹のダフネとナタリー共々、介護のことで頭を悩ましている。三姉妹はそれぞれ幼い頃に母から受けた仕打ちが心の傷となっており、母の日に母親を置き去りにする……。他方、病気を患っていた舞台女優のアリアンは、残された人生を充実させたいと思っているが、心配する息子が行動を制限しようとしてくるのが悩みの種。息子の将来のために我が子と離れ国を出ることを選んだ中国人娼婦。電話にも全く出てくれない恋人スタンの子どもを妊娠した花屋のココ。同じ花屋で働くジャックは、亡き母への思い出とともに生きていた。思うようにはならないけれど、日々奮闘する女性たち。大切な人への思いを胸に、それぞれ幸せになるための決断をしていく。

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2019/4/1(月)更新

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作品データ

原題
LA FÊTE DES MÈRES
映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
フランス
配給
シンカ
初公開日
2019年5月25日
上映時間
103分
ジャンル
ヒューマンドラマ


[c]キネマ旬報社