イングリッド・ボルゾ・ベルダル
Jade
『鉛の時代』で第38回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、ドイツを代表する社会派映像作家として知られるマルガレーテ・フォン・トロッタ監督が、70歳を超えて初めて挑んだコメディ。同じ夫に捨てられた元妻2人の風変わりな同居生活の行方を、爽快なユーモアを交え、軽快な音楽に乗せて描き出す。
※結末の記載を含むものもあります。
マンハッタンの超高級アパートメントで暮らすモデルのジェイドはデザイナーとしてのデビューを進めていたが、スポンサーでもある夫から一方的に離婚を告げられる。さらに夫の前妻マリアが転がり込み、部屋の所有権の半分は自分のものだと主張する。ブランド経営が暗礁に乗り上げ、ジェイドは部屋を売りたいが、マリアが反対し、2人の仲はさらに険悪になっていく。
監督
プロデューサー
脚本
撮影監督
音響
美術監督
衣装デザイナー
編集
[c]2017 Heimatfilm GmbH + Co KG [c]キネマ旬報社
元妻からいきなり同居されてはお冠になるのは当然。共通点は夫に浮気され捨てられたこと。考え方が違うから歩み寄りもままならない。 ジェイドはバリバリのキャリアウーマン。本業のモデルを生かしキャリアを開拓しようと躍起になっている中に予期せぬ事態。マリアは我が道行く派。権利は合法。あの手この手を互いに攻防しても結局、全てまるーく収まる。…特に言うことなし。 ジェイド、体型気にしているが、うむ。肉感的体型。もっと言えばデザインした服がそんなにぐっとくる物に見えななかった。ファッションがメインでないから仕方ない? 香水の過程も随分安易だなぁ。 ペントハウスの広々とした部屋はルンバが大活躍しそう。掃除機だったけど。これを譲れる旦那こそ一体、何者。ちょっとしか出てこなかったけれどダメ男のわりに女性をおとす魅力があるのは間違いない感じ。くわばら、くわばら。