ピータールー マンチェスターの悲劇|MOVIE WALKER PRESS
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ピータールー マンチェスターの悲劇

2019年8月9日公開,155分
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英国史上最も残忍かつ悪名高い事件で、現代民主主義の原点となった“ピータールーの虐殺”の全貌を、英国の名匠マイク・リー監督が映画化した歴史ドラマ。200年の時を経て、当時そこで何が起きていたのかを、歴史家ジャクリーヌ・ライディングの協力を得て徹底的にリサーチ。史実を忠実に再現するなど、リー監督の渾身の一作となった。

予告編・関連動画

ピータールー マンチェスターの悲劇

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1815年、英国ら連合軍がナポレオン率いるフランス軍に勝利し、戦争が終結。だが、英国の国内では貧困にあえぐ人々の怒りが爆発しようとしていた。急進派のナイトはセント・ピーターズ広場での政治集会に著名な活動家のハントを招待することを提案する。1819年8月16日、6万人の人々を集めた政治集会が遂に決行されるが、武装した軍隊が広場に乱入し、悲劇が起きる。

作品データ

原題
PETERLOO
映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
イギリス
配給
ギャガ
上映時間
155分

[c]Amazon Content Services LLC, Film4 a division of Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2018. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.0
  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2019/11/10

    相変わらずM.リーの視点は労働者側だ。毎度社会問題なる重厚な映画を作る姿勢はリスペクトである。

    歴史上、景気が良い時なんぞあるのだろうか。一部ではなく国として、国民全員そう感じることが。日本のバブル期でさえ国民全員だったわけではない。
    そして物価は上がることはあっても下がることはなく、格差は限りなく広がる。
    ~って当時も今も変わらない。

    権力者が民の声を代弁して今後自分たちがどうすべきか、そして上の人間にどう対処してもらうか、ネットもない時代、大方口コミで民が集まった集会。その伝達力はすごいな。ただ音響システムもなく皆、軍隊の介入なんぞ夢にも思わないから武器の1つも持たずに集まる。ある意味、すごく純粋だ。

    フタを開ければ民の声なんぞ、届くような代物ではない。支配者は一見アホそうに見えたが、こうなるとわかっていたと思う。下々は排除するが易しとね。なんだかなぁ。イギリスの空のようにどんよりと重たい。希望の光が全く見えない。混迷に尽きる。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    3.0
    2019/8/22

    前世紀のイギリス版天安門事件とでも言えばわかるか?

    今の時代にこの映画が作られた意味…
    特権階級・富裕層が政治を好きなようにし、全体主義がはびこり、庶民は国に仕えろと命令する時代。
    国と為政者はイコールではないはずなのに、政権に逆らうことが国に逆らうことと問題をすり替え、国民を虐げる。

    権力者による民主主義の否定は、イギリス、アメリカ、日本など、世界中で起こっている、という痛切な嫌味というか、危険な状況の指摘のために、この映画は作られたと思いました。
    政治的メッセージ成分が多くて、重い。

    この時の史実としては権力者勝利で終わったため、映画も歯切れの悪いラスト。
    だから、エンタメとしては、つらいかな。

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  • rikoriko2255

    とりころーる

    4.0
    2019/8/9

    史実に基づいた惨劇を描いた作品。戦争後の不況・貧困に喘ぐ庶民が参政権を求めて、大規模集会を開いたところ、国家権力が武力でこれを鎮圧し、死人が出たというストーリー。
    俳優陣の迫真の演技が胸を打つ。しかし.........この事件の歴史的な意義を知らないままに見たのでは、不全感が残るかもしれない。いや、史実を調べると、もっと遣る瀬無い気持ちになってしまうことだろう。

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