フリーソロ|MOVIE WALKER PRESS
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フリーソロ

2019年9月6日公開,100分
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2019年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のロック・クライミングのドキュメンタリー。ロープや安全装置を使わないフリーソロ・クライミングのスター、アレックス・オノルドが、かつて誰もフリーソロで登ったことのない巨岩エル・キャピタンに挑む。2018年トロント国際映画祭観客賞、2019年英国アカデミー賞ドキュメンタリー賞ほか受賞多数。

予告編・関連動画

フリーソロ

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドには、カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むという壮大な夢があった。前人未踏の偉業を成し遂げるため、アレックスは準備に取り掛かる。2016年春。フリーライダーと呼ばれる約975メートルのルートを攻略するため、ベテランのプロクライマー、トミー・コールドウェルとともに現地でのトレーニングを始める。具体的なイメージを掴むため、ロープを使ってそのルートを登るが、手強い感触を得る。アレックスには、サンニ・マッカンドレスという恋人がいる。彼にとってサンニはかけがえのない存在だった。2016年夏。モロッコのタギアで練習に励むアレックスに、友人で、山岳ドキュメンタリー作家のジミー・チンが同行する。ジミーは、究極の夢に向かって突き進むアレックスの勇姿を記録しようとしていた。2016年秋。アル・キャピタンで練習していたアレックスは、序盤の難所フリーブラストから9メートル下に滑落し、足首を捻挫する。危険を冒しても達成感を追い求めるアレックスと、穏やかな生活を望むサンニは、人生観がまったく異なっている。二人を知るトミーは、フリーソロと恋愛の両立はできないと懸念を抱いていた。それでも入念に準備を重ね、アレックスはエル・キャピタンでのフリーソロ実行を決意する。ところが、フリーブラストに差しかかったところで、アレックスは引き返してしまう。ケガの影響か、精神的な問題か、それとも撮影クルーが気になったのか、理由は判然としないが、挑戦は翌年に持ち越された。2017年春。アレックスは再挑戦に向けて黙々とリハーサルを重ねる。アレックス、ジミー、サンニは、撮影がフリーソロに及ぼす影響について議論する。アレックスは、自分が万全なら平然としていられるはずだと語る。そして、6月3日の早朝、アレックスはエル・キャピタンへと向かう……。

作品データ

原題
FREE SOLO
映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
アメリカ
配給
アルバトロス・フィルム
上映時間
100分

[c]2018 National Geographic Partners, LLC. All rights reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • regency

    4
    2019/11/25

    命綱なしで断崖絶壁を登るフリーソロ・クライマー、アレックス・オノルドが、標高2000m以上のエル・キャピタンへ挑戦する様に密着。
    先駆者でアレックスの知人でもあるトミー・コールドウェルが、「フリーソロをして亡くなった友人が30人ほどいる」とサラリと言ってしまう戦慄。また、「フリーソロをするには感情を“鎧”で覆う必要がある」とも。
    危険と知っていても挑戦を止めないアレックスを支える家族や恋人。「息子にフリーソロはしてほしくない。でもフリーソロをしている息子は輝いているから取り上げたくない」という母親の複雑な心境。
    綿密なリハーサルを経て絶壁に挑むアレックスは、求道者でもあり表現者でもある。
    葛藤を抱えつつも、そんな彼を追う撮影クルー達にもカメラを向ける。
    これほどまでに緊迫したドキュメンタリー映画があったろうか。

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  • k-movie

    4
    2019/9/25

    山岳ドキュメンタリーというより、アスリートを追いかける内容に近いのだけど、本作で度々垣間見られるのは撮られる側の心理ではなく、撮る側の心理。

    自分達が余計なプレッシャーをかけていないだろうか?万全な体制の中で最悪の結末になったとしても、それすらをも完璧に撮影する覚悟はあるだろうか?

    不屈の精神でクライミングに挑む一方で、もう二度とこんな仕事はやりたくないと話すカメラマンの心理もまた、このドキュメンタリーにはかかせない貴重な声だし、撮る側・撮られる側、両者の緊張感が映像に溢れ出す希有な作品です。

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  • コージィ

    4
    2019/9/25

    恐怖症まではいかないけど、高いところが苦手な私が、ロープも道具も使わずに、断崖絶壁を身体一つで登るクライマーのドキュメンタリー映画「フリーソロ」を観ました。

    主人公というか、ドキュメンタリーの対象がもう普通から逸脱し、思考が常人と違って「おかしい」のが基本なので、周りとの思想の差が発言の差となり、ギャップが楽しい。

    そして、緊迫のラスト20分。
    手に汗握るとはこのこと。
    館内は冷房が効いているのに、全身まで汗かいてしまいました

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