哲人王 李登輝対話編:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
哲人王 李登輝対話編
哲人王 李登輝対話編
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哲人王 李登輝対話編

2019年6月21日公開、97分、アニメ/ドキュメンタリー/伝記
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ドラマやアニメーションを駆使し、女子大生との対話を通して台湾の民主化を実現した元総統・李登輝の人生に迫るドキュメンタリー。世界に絶望した女子大生・まりあが湖に身を投げて自殺しようとしたその時、彼女の意識が李登輝と同通。2人の対話が始まる。出演は「レミングレスの夏」の桃果、李登輝の声を演じるのは、「若おかみは小学生!」のてらそままさき。監督は台湾生まれの母を持つ園田映人(「尖閣ロック」)。

ストーリー

福島に住む大学生の山口まりあ(桃果)は絶望していた。リアルタイムで世界からもたらされる戦乱、貧困、混沌といった現代社会の病理に打ちのめされ、この世界で生きる気力を失ってしまったのだ。大学の授業やレポートで気を紛らわすことなど、できるはずもない。そしてまりあは、自宅近くの湖に身を投げて自殺しようとする。その刹那、彼女の意識は台湾の元総統・李登輝の意識と同通し、図らずもまりあと李登輝(声:てらそままさき)の対話が始まる。李登輝はまりあに、今まで知らなかった日本統治時代の台湾のことや、李登輝自身の少年時代の高度な教育環境について語り始める。戸惑いながらも、その言葉に耳を傾け、今まで関心のなかった自分の国の素晴らしい一面に想いを巡らせるまりあ。李登輝は、日本兵として戦った先の大戦や、その後の台湾における白色テロなどの恐怖政治について語ると同時に、密かに格闘を続けた哲学的な問題や信仰についても赤裸々に打ち明けるが……。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
レイシェルスタジオ
初公開日
2019年6月21日
上映時間
97分
製作会社
哲人王製作委員会(制作:レイシェルスタジオ/アニメーション制作協力:GRAPHINICA)
ジャンル
アニメドキュメンタリー伝記

[c]2018 哲人王製作委員会
[c]キネマ旬報社