楡の木蔭の欲望:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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楡の木蔭の欲望
楡の木蔭の欲望

楡の木蔭の欲望

1958年5月29日公開,0分
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「果てなき航路」「噫、初恋」(「おお荒野」等がかつて映画化されたことのある、アメリカ最大の劇作家ユージーン・オニールが、1924年に書いた戯曲の映画化。「戦争と平和」のアーウィン・ショウがこれを脚色し、「マーティ」のデルバート・マンが監督した。撮影監督は「地球で一番早い男」のダニエル・L・ファップ、音楽は「十戒(1957)」のエルマー・バーンスタイン。主演は「海の壁」のアンソニー・パーキンス、「失われたものの伝説」のソフィア・ローレン、「エデンの東」のバール・アイヴス、それにF・オバートン、パーネル・ロバーツ、レベッカ・ウェルズ、アン・シーモア等が助演。製作ドン・ハートマン。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

楡の大樹の繁るニュー・イングランドの片田舎に、エフレム・カボット(バール・アイヴス)という60を過ぎた農夫がいた。彼は、まだ壮者をしのぐ体躯を誇り、自分の土地への執着に生きる男だった。彼の3人の息子、若いイーベン(アンソニー・パーキンス)と、母の異なる兄ピーター(パーネル・ロバーツ)とシメオン(F・オバートン)も、いずれも土地に執着心をもち、彼等を一人前に認めぬ父を憎んでいた。殊にイーベンは、土地の大部分が亡き母の遺したものだっただけに、憎悪が激しかった。春のある日、エフレムは突然町から若い妻アンナ(ソフィア・ローレン)をつれて帰ってきた。イタリア移民系の血をひく彼女は、男をひく魅力とともに物欲の強い女で、エフレムの土地はやがて自分のものになるのだと主張してイーベンの憎悪をかった。2人の兄は家の空気に耐えられずカリフォルニアに去った。その旅費をイーベンは、少年の頃母から聞いていた地中の父の金を掘り出して与え、土地に対する総ての権利を彼にゆずるという兄たちの証文とひきかえた。さすがのエフレムも2人の息子に出て行かれると、不本意ながら地肉をわけたイーベンに土地を与えることを考えぬわけにはいかなかった。しかしアンナはこれを聞いて驚き、自分がエフレムの子を生み、その子に土地を継がせることを考えた。そして老齢のエフレムの子を生むことが望みうすなのを知った時、彼女はイーベンに接近した。イタリア女の情熱はイーベンをとらえ、逢瀬を重ねた末に男の子が生れ、アンナの企みは成功した。けれども、2人の結びつきはやがて企み以上のものになっていった。イーベンがアンナのはじめの心に気づいた時から、悲劇は始まった。苦しんだアンナは、企みの中心である子供を殺してイーベンの心を得ようとした。しかしイーベンが示した反応は、事態をシェリフに告げることだった。エフレムは子供がイーベンのものであったことを知ってかえって喜んだ。シェリフを連れてきたイーベンは、ここまで彼女を追い詰めた心を思って、やがてアンナに許しを乞い、共にシェリフの手によってひかれていった。あとには、老いたるエフレムがただ1人、土地と共に残った。

作品データ

原題
Desire under the Elms
製作年
1958年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
上映時間
0分
製作会社
パラマウント映画

[c]キネマ旬報社

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