
前田建設ファンタジー営業部
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評価・レビュー4.0
アニメやゲームの世界の構造物を実際に建設したらどうなるかを検証する、実在する企業のブログを映画化。バブル崩壊後の建設業界。広報グループの若手社員・土井は、アニメ『マジンガーZ』の地下格納庫兼プールの実現を検証するウェブ連載を担当することに。出演は、「見えない目撃者」の高杉真宙。脚本は、「ペンギン・ハイウェイ」の上田誠。監督は、「映画 賭ケグルイ」の英勉。
ストーリー
※結末の記載を含むものもあります。
2003年、バブル崩壊後の建設業界である日、アニメ『マジンガーZ』の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、マジンガーZが格納されている光子力研究所の所長・弓教授から発注を受けたという設定で、現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるかを検証するウェブ連載を広報グループ長が提案する。最初はいやいやながらプロジェクトに携わっていた広報グループの若手社員・土井航(高杉真宙)は、社内外の技術者たちの熱意や、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにするうち、意味がないと思っていた業務に本気で取り組むようになる。
スタッフ
英勉
監督
上田誠
脚本
永井豪
原作
佐治幸宏
企画、プロデュース
森重宏美
プロデューサー
西川朝子
プロデューサー
坂口慎一郎
プロデューサー
小松高志
撮影
金勝浩一
美術
坂本英城
音楽
佐藤純之介
音楽プロデューサー
作品データ
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2020年
- 製作国
- 日本
- 配給
- バンダイナムコアーツ=東京テアトル
- 上映時間
- 115分
[c]前田建設工業株式会社/Team F [c]ダイナミック企画・東映アニメーション [c]キネマ旬報社
映画レビュー
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Movie Walkerユーザー
21ヶ月前 -
門倉カド
52020/5/1【賛否両論チェック】
賛:やる気がなかった社員達が、ブッ飛んだ企画に渋々関わっていくうち、次第に仕事の魅力に目が輝いていく姿に、沢山笑って感動もさせられるよう。彼らを取り巻く人々の熱意も、どこかユーモアがあって楽しい。
否:どうしても似たようなシーンが続いていくので、興味を惹かれないと退屈してしまうかも。
マジンガーZの知識は、特段なくても大丈夫そうです。
突拍子もない企画を前にして、最初はやる気ゼロだったはずなのに、渋々関わっていくうち次第に建設の魅力に惹かれていき、1人1人がイキイキと輝き出す姿に、働くことの楽しさを改めて感じさせてくれるようです。個人的には、高杉真宙さん演じる1番冷めていたはずのドイが、
「あんなスゴいダム作ったウチが!横移動1つ出来ないなんて笑われますよ!!」
なんて熱いセリフを言うまでに変わっていったのが印象的でした。
そして何といっても、そんなファンタジー営業部を取り巻く人々の変化も、この作品の魅力だと思います。ともすれば荒唐無稽な企画なのに、ライバル会社も含めて協力してくれる人々が、みんな超真面目に
「地球の危機ですから。」
「地球の危機だろうが!!」
と本気を出してくれるのが、コミカルでおかしくも何故か感動してしまうのが不思議です(笑)。
どうしても似たようなシーンが続いてしまうので、人によっては少し退屈してしまうかも知れませんが、冷めていた主人公達のまさかの大活躍に沢山笑って感動させられる、そんなお仕事エンターテイメントです。是非ご覧になってみて下さい。続きを読む閉じる
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Movie Walkerユーザー
52020/2/8