熱砂の舞(1956):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
熱砂の舞(1956)
熱砂の舞(1956)
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熱砂の舞(1956)

1956年12月20日公開、戦争
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A・J・ベヴァンの原作から「生き残った2人」のリチャード・メイボウムが脚色し「死の猛獣狩」のテレンス・ヤングが監督、「オドンゴ」のジョン・ギリングが協力している。撮影は「死の猛獣狩」のジョン・ウィルコックス、「オドンゴ」のテッド・ムーア、それにシリル・ノールズと3名の共同、作曲はウィリアム・オルウィン。主演は「死の猛獣狩」のヴィクター・マチュア、「ガラスの靴」のマイケル・ワイルディング、「戦争と平和」のアニタ・エクバーグ。フィル・C・サミュエル製作。

ストーリー

アフガニスタン国境に近いインド西北部。ザラク(ヴィクター・マチュア)はその地方の首領ハジ・カーンの長男で父の跡目を継ぐ身分だった。ところがこれを快く思わぬ弟のカシムとビリは父に讒言その上ザラクは父の妻の1人サルマ(アニタ・エクバーグ)と愛し合うのを見つけられ父に鞭打たれた。折しも現れた聖者のお陰で命は取り止めたが町を追放。3年後、ザラクは、土賊の首領となっていた。ある日彼は司政官イングラム(マイケル・ワイルディング)の車を襲ったがイングラムの指揮する英軍に捕まった。しかしザラクは逃れ、やがて町のナイトクラブに現れた。そこで彼は扇情的な踊りを客の前で踊るサルマに逢った。ハジから開放されたという彼女とザラクの情熱は燃上った。ところが、その夜ザラクの仲間は英軍の襲撃に敗北を喫した。ザラクは奇計を用い部下を救って再びサルマの許へ戻った。しかし半裸で踊るサルマの姿に怒りを覚え彼女の言訳も聞かず姿を消した。その後ザラク一味は隊商を襲ったが、これはイングラムの罠だった。逃れるザラクをイングラムが追ったがザラクは逆に追詰めた。そこへ再び聖者が現れ、ザラクは彼の説得でイングラムを放した。ザラクは国境を越え獰猛なアフガン族の首領アーマドと協力し英軍の本拠を襲う。だがアフガン軍は惨敗、ザラク軍も殲滅された。ザラクは傷つきながら辛くも砂漠へ逃げた。砂漠でのどが乾き、気違いのようになった彼は、1人の老人が水を飲んでいるのを見て思わず殴り殺した。ところが、それは聖者だった。サルマの許へ身を寄せたがザラクは聖者殺しの大罪に戦いた。遂に罪を償うには死以外にないとイングラムの前に自首して出た。イングラムは本拠へザラクを連行しようとしたが、これを知ったアーマドは一行に襲いかかった。ザラクに自軍を壊滅させられた恨みから自ら彼を処刑しようとしたのだ。ザラクは又も逃れたがイングラムは捕まえられた。しかしイングラムがまさに斬首されようとした時、ザラクが現れ彼の身代わりを買って出た。やがて英軍救援隊が駈けつけたが、ザラクは既に息絶えていた。しかし、この犠牲でイングラムは救われ、アフガン族は殲滅された。

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作品データ

原題
Zarak
製作年
1956年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア
初公開日
1956年12月20日
製作会社
コロムビア映画
ジャンル
戦争


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