高津川:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
高津川
高津川
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高津川

2022年2月11日公開、113分、ヒューマンドラマ
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島根県西部を流れる清流・高津川を舞台に、「僕に、会いたかった」の錦織良成監督が地方の問題に直面しながらも石見神楽の伝承を続ける人々の日常を描いた人間ドラマ。小学校が閉校することになり、母校最後の運動会に日本各地にいる卒業生を集める話が出る。錦織監督による故郷・島根を舞台にした島根シリーズの一作。無口で不器用な父親・学を「渾身 KON-SHIN」などバイプレイヤーとして知られる甲本雅裕が演じ、映画初主演。2019年11月29日より島根・鳥取・広島にて公開、ほか順次ロードショー。

ストーリー

島根県西部を流れ、一級河川ながらダムが一つもなく、日本一の清流と謳われる高津川の流域。牧場を営む斎藤学(甲本雅裕)は妻を亡くし、母・絹枝(奈良岡朋子)、大阪から帰ってきたばかりの娘・七海(大野いと)、高校生の息子・竜也(石川雷蔵)の3人と共に暮らしている。地元の誇りである神楽の舞いは歌舞伎の源流ともいわれ、代々舞手が受け継がれてきたものの、今年舞手の舞台を踏む竜也が稽古をさぼってばかりで、学は自分の息子も多くの若者のようにこの地を離れてしまうのではないかと心配している。他の地方と同様に、高津川流域で暮らす人々もまた都会への若者の流出による人口減や祭りや技術の伝承の存続という問題に直面していた。そんな中、母校の小学校が閉校になるという知らせや、高津川上流にリゾート開発の話が持ち上がる。学の同級生で母親の介護をしながら老舗の和菓子屋を継いだ陽子(戸田菜穂)、寿司屋を継いだ健一(岡田浩暉)、高津川の清流で農業・養蜂をしている秀夫(緒形幹太)、東京で弁護士をしている誠(田口浩正)、市役所勤めの智子(春木みさよ)、主婦の久美子(藤巻るも)らが集まり、何をすべきか相談。高津川の恩恵や重要性は認識しつつも何が出来るか答えは出ないまま、母校最後の運動会に日本各地にいる卒業生を集めようという話になる。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2019年
製作国
日本
配給
ギグリーボックス
初公開日
2022年2月11日
上映時間
113分
製作会社
制作プロダクション:goen
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2019 映画「高津川」製作委員会
[c]キネマ旬報社