ネバダ男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ネバダ男
ネバダ男
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ネバダ男

1927年公開、西部劇
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「アリゾナの天地」「熱砂を踏んで」に次いで製作されたゲイリー・クーパー氏主演西部劇で、ゼーン・グレイ氏原作の物語をジョン・ストーン氏とL・G・リグビー氏とが脚色し右記2映画と同じくジョン・ウォーターズ氏が監督したものである。助演者は「抜き足さし足」「青春の喜び」出演のセルマ・トッド嬢、「決闘商売」「男装女剣客」等出演のウィリアム・パウエル氏、「不良老年」「人間力」等出演のフィリップ・ストレンジ氏及びイヴァン・クリスティ氏、ガイ・オリヴァー氏。

ストーリー

アメリカ西部に法律が布かれシェリフなる者が始めて出来たばかりの頃ネヴァダ洲ラインヴィルにジム・レーシーという青年がいた。彼はある時仲間のカッシュと共に勝負事をしていたが性悪の博徒がインチキをしたので、從来の習慣によって即座に銃殺してしまった。それが違法だというのでシェリフはカッシュを捕えて投獄した。ジムはカッシュを牢から奪い返したが、熱考して見るとシェリフの言が正しいように思えるのでジムは真面目に渡世すべく決心し、カッシュと共に故郷を去ってウィンスロープという町へ赴いた。そこで彼はベン・アイドという牧場主に雇われて働くことになった。そのところには近頃英国から帰って来たベンの美しい妹ヘティーがいた。この地方で同じく大きな牧場を経営しているクラン・ディロンという男は表面紳士を装って蔭ではコーソンという無頼漢を使って家畜泥棒を働いていた。ベン・アイドは家畜を盗まれるのは兎も角妹に危害を加えられては大変と惧れて、ネヴァダことジムにヘティーの身辺を警護させていた。ヘティーは忠実な男性的な騎士のネヴァダを好んだが何時知れずそれは恋となって行った。しかしジムのネヴァダは己が前身を顧みては彼女の清き愛を受くることを躊躇し自ら深く戒めていた。かかる間にラインヴィルのシェリフはお尋ね者を捕えんとこの町へ乗込んで来たので、ジムはカッシュと諸共アイドの牧場を去って行方を晦ました。そして山中で家畜泥棒一味の無頼漢の群に加わり、その首領が意外にもクラン・ディロンであると知ったのでクランを捕えてシェリフに渡した。この功によってジムは前科を赦され天下晴れてヘティーと恋を語り合うことができるようになった。

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作品データ

原題
Nevada
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1927年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
西部劇


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