クリシャ|MOVIE WALKER PRESS
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クリシャ

2020年4月17日公開,83分

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「WAVES/ウェイブス」のトレイ・エドワード・シュルツ監督のデビュー作で、SXSW映画祭2015審査員特別賞・観客賞に輝くなど数々のインディペンデント映画祭を席巻した家族ドラマ。感謝祭の日、精神的に不安定なクリシャがかつて捨てた家族の元に戻るが……。トレイ・エドワード・シュルツ監督の実の叔母と親族との軋轢や、薬物・アルコール依存症だった父親との実体験をモチーフにしており、監督の親族が多く出演。監督も自らクリシャの息子トレイを演じた。2014年SXSW短編コンペティションにて撮影賞を受賞した短編「Krisha」を基にしている。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

親族から疎まれているクリシャ(クリシャ・フェアチャイルド)だったが、感謝祭に参加しようと、かつて捨てた家族のもとへ戻る。妹夫婦や姉夫婦とその子供たちが勢ぞろいする中、過去の出来事を悔い、息子トレイ(トレイ・エドワード・シュルツ)に自分が変わったことを証明しようとするクリシャ。家族たちはそんな彼女を受け入れようとするが、トレイはクリシャが帰ってきたことを快く思っていない。精神的に不安定であるクリシャが止めていたはずのアルコールに手を出してしまい、感謝祭がおぞましいものへと変貌する。

作品データ

製作年
2015年
製作国
アメリカ
上映時間
83分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.5
  • rikoriko2255

    regency

    2.0
    2020/3/23

    本作の舞台になっているアメリカの祝日である感謝祭(サンクスギビング・デー)とは、アメリカに足を踏み入れた開拓者が、初めての収獲を神に感謝したことを記念するもの。 それが転じて、現在ではこの日に各地に散らばっている家族も一堂に会して、アメリカで暮らせることを祝う意味合いがあるが、中には疎遠だったり不仲になっている者同士が顔を合わせることで、ひと悶着起こるケースも少なくない。 本作主人公の老女クリシャも、過去に犯した過ちを悔いて、ほぼ絶縁状態の息子に歩み寄ろうとするも、空回りするばかり。 とにかくいたたまれないクリシャを中心に描かれる本作は、悲劇であり喜劇でもある、いわゆるトラジコメディ。 感謝祭の食卓に出される七面鳥(ターキー)は、完全に心がつながっていない家族を繋ぎ止める唯一の象徴だが、しかしこれは食べ物から時限爆弾へと変化していく。 起爆スイッチを持っていたのはクリシャだけでなく、家族全員が持っていた。要は誰がスイッチを押すのか、なのだ。

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