白蛾(1934):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白蛾(1934)
白蛾(1934)
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白蛾(1934)

1934年公開
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「巨人登場」「鉄血士官校」のウィリアム・ワイラーが監督下映画で、「客間の燭台」のポール・ルーカスと「キャバレエの鍵穴」「アメリカの暴露」のコンスタンス・カミングスが主演する。「晩餐八時」のエドナ・ファーバーの書き下ろしたものを「山に住む女」のドリス・アンダーソンが映画脚色し、「わがまま者」のグラディス・アンガーが台本を製作した。助演者は「流行の王様」出演の舞台から来た新人フィリップ・リードを始め「闇の口笛」のジョセフ・カウソーン、「秘密」のドリス・ロイド、そのほかで、撮影は「ナガナ」「全米軍」のジョージ・ロビンソンの担当である。

ストーリー

小唄作家のヴィクター・バンキは興行師のイブセンと共にミュージカル・ショウを上演して、その界では才人として認められている男である。コーラス・ガールの1人リンダ・フェインはヴィクターに惚れ込んでいる。そして勇敢に自分のために唄を書いてくれれば大当たりをとってみせると申し込む。ヴィクターは初めて会う娘のこととてもちろん断った。彼女は彼を家まで追っかけて頼んだがやはり拒絶された。リンダの勇敢さと熱心さに且つ驚き且つ感心したヴィクターは知らず知らず彼女に心を惹かれていたと見え、その後彼の方からリンダに近づいて交際する様になった。かくてヴィクターは彼女のために唄を作り、それが大当たりを取り、そしてリンダと彼は結婚した。ヴィクターは愛するリンダのために全力を尽くしたので、幾何もなく彼女はブロードウェイ第1の人気女優となった。人気が高まるにつれて、社交のためにリンダは夫のことやかわいい息子のことを等閑にするようになった。リンダの踊り相手を勤めているイタリー人のロレンツォ・ヴァレンチと彼女とは、いつか熱烈に恋し合う仲となった。それを逃れるべくロレンツォは南米へいくことを決心し、事実をヴィクターに告白する。ヴィクターは妻もロレンツォを愛していると知るや、離婚してリンダを彼に与えた。2人はロンドンに赴いて結婚し、ヴィクターは愛児と共にニューヨークに佗びしく暮らした。ロレンツォがロンドンで人気を博した頃愛児が重患と聞いてリンダはニューヨークへ帰った。その時彼女はロレンツォが浮気をしていることを知った。愛児は死んでいた。リンダはヴィクターが1人となってから元気なく今は貧乏のドン底にいることを知って、自分が間違っていたと悟りヴィクターの許に帰ったのである。

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作品データ

原題
Glamour
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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