白熱(1973):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白熱(1973)
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白熱(1973)

1973年11月10日公開、102分、アクション/バイオレンス
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アメリカ南部を舞台に弟を殺された男が、密造酒組織に復讐を誓うアクション。製作はアーサー・ガードナーとジュールス・V・レビー、監督はテレビ出身のジョセフ・サージェント、脚本はウィリアム・ノートン、撮影はエドワード・ロッソン、音楽はチャールズ・バーンスタイン、編集はジョージ・ニコルソンが各々担当。出演は「シェイマス」のバート・レイノルズ、ジェニファー・ビリングスリー、ネッド・ビーティー、ボー・ホプキンス、マット・クラーク、ルイーズ・ラサムなど。

ストーリー

ある日、2人の少年が沼地でコナーズ保安官(ネッド・ビーティー)の手によって溺死させられた。密造酒の製造によって刑に服していたゲイター・マクラスキー(バート・レイノルズ)は、遠縁のローエラからそのうちの1人が弟であったことを知らされ、激しい復讐心に燃えた。復讐を誓った彼は1時の押さえがたい感情で脱獄をこころみたがわけなく捕らえられ、焼け付くような太陽の下、潅漑用水路を掘る一種の拷問にかけられた。この体験から、復讐を果たす唯一の道は財務省に協力することによって出獄し、密造酒組織を捕らえ、最終的にはコナーズ保安官を死に追いやることだと確信した。財務省はこの申し出に対し、車と情報を与えるが監視を怠らない旨警告してゲイターの身を自由にした。ゲイターはかつての酒造密売者デュード・ワトソン(マット・クラーク)に会い、強引に手助けをすることを約束させた。彼はデュードの手引きで密売人レベル・ロイ(ボー・ホプキンス)と接触することができ、早速ロイに雇われることになった。これで組織の様子がくまなく察知できる。一方、郡検事はコナーズ保安官に、連邦税務官が近くをうろつき、組織を探っている、との警告を与え、うまく処分するように言い渡した。その頃、ロイとゲイターは州警察に尾行されていたが、ゲイターの機転のきいたハンドルさばきで彼らをまいた。翌日、ゲイターは区役所に現われ、保管官秘書をくどいて何とか密造酒組織の全貌を掴み出そうとしたが、うまくいかなかった。ゲイターのあわただしい動きを察知したかのように、大物酒造密売人ビッグ・ベアーとグルになっている警察はデュードが財務省のおとりであることを探り出し、デュードの妻を脅して彼の隠れ場所をはかせようとした。さらにコナーズはデュードの両親を拷問にかけ、やっと彼の居場所をつきとめた。その頃、ロイ・ルー(ジェニファー・ビリングスリー)と共に、黒人バーに酒を届に行ったゲイターは、物陰から現われたデュードに、既にスパイであることが組織にバレていることを告げた。その時、ビッグ・ベアーの部下が彼らを取り囲み、デュードは射殺されゲイターとルーはビッグ・ベアーのアジトに連れ込まれた。その夜、ルーを犯そうとする男たちのわずかなスキをついて、ゲイターはショット・ガンを奪いルーと逃亡した。自らも負傷したゲイターは、ルーの案内で身を隠した尼僧院で手厚い看護を受けた。デュードの葬式のあと、ゲイターは弟のガールフレンドから、この土地の腐敗ぶりに抗議したことで弟がコナーズに殺されたことを教えられた。一方、ゲイターの隠れ家をつきとめたコナーズは尼僧院を急撃した。危機一髪、車に飛び乗ったゲイターはその場を脱出したが執拗なコナーズの追跡からやすやすとは逃げられなかった。だがゲイターの運転技術はコナーズのそれよりも勝っていた。コナーズの車はカーブを切りそこね川底へと沈んでいった。

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作品データ

原題
WHITE LIGHTNING
製作年
1973年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト映画
初公開日
1973年11月10日
上映時間
102分
製作会社
レビー・ガードナー・レーブン・プロ作品
ジャンル
アクションバイオレンス


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