
アイスリング・フランシオシ
クレア
第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で、審査員特別賞ほか計2部門を受賞したバイオレンス・スリラー。イギリス植民地時代のオーストラリアで、夫と子どもを殺された女囚の復讐劇を映しだす。『ババドック〜暗闇の魔物〜』のジェニファー・ケントが監督を務め、主人公クレアを『ジミー、野を駆ける伝説』のアイスリング・フランシオシが、クレアが復讐を誓うイギリス軍将校を『あと1センチの恋』のサム・クラフリンが演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
19世紀のオーストラリアで、盗みを働いたことから囚人となったアイルランド人のクレア。彼女が刑期を終えても拘束されていることに不満を持ったクレアの夫エイデンは、イギリス軍将校ホーキンスへの交渉を試みる。しかし、この行動がホーキンスを逆上させてしまい、彼はクレアをレイプした挙句、クレアの目の前で夫と子どもを殺害してしまう。愛する人たちを奪われたクレアは復讐を決意し、ホーキンスを追跡する。
[c]2018 Nightingale Films Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Tasmania. [c]キネマ旬報社