花嫁歓迎:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花嫁歓迎
花嫁歓迎
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花嫁歓迎

1927年公開
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ドロシー・ハウエル女史が書き下ろした物語によって「南京豆小僧」「天界の魔王」等と同じくウィリアム・ジェームズ・クラフト氏が監督したもので主役は「恋慕やつれ」「卑怯者」等出演シャーリー・メイスン嬢と「恋は異なもの」「滅び行く民族」等出演のマルコム・マッグレガー氏で、フランシス・マクドナルド氏、バーバラ・テナント嬢、ジェームズ・ブラッドベリー・ジュニア氏等が助演している。

ストーリー

それが偽りの結婚式であることもまた相手が悪漢であることも純真無垢な乙女のアンは気づかないでジョーと結婚した。ジョーの結婚の贈り物の自動車に乗って2人は新婚旅行に出かけたが、忽ち警官隊に追跡された。そしてジョーは盗品の宝石をアンのポケットに滑り込ませて1人で逃げた。かくてアンは女白浪として入獄せねばならなかった。彼女が女看取に付き添われて乗った監獄所在地行の列車には、役人に伴われたジョーも乗っていた。そしてアンの向い側に坐ったドロシー・ブルックスという若い金持ちの夫人は問わず語りに、良人との折り合いが悪いので未だ見ぬ姑が心配して何かと慰めてやりたいから訪ねて来てくれと手紙を寄越したので行くところだとアンに物語った。その折柄列車は衝突転覆した。アンは失神してブルックス老夫人の招待状を持ったまま救助され、ブルックス若夫人と間違えられて老夫人の元へ送り届けられた。老夫人は親切に介抱し伜ロバートを呼び迎えた。ロバートは妻ならぬ美しい乙女がいるので却って悦んだ。アンは記憶が蘇った時ロバートにすべてを物語ったが彼は彼女の健康が快復するまで自分の妻を装っていてくれと頼んだ。老夫人は伜夫婦が仲直りしたと思って悦び花嫁歓迎会を催す計画を立てた。今ではアンに恋してしまったロバートは結婚を申し込んだが、彼女は1日の猶予を乞うた。衝突の歳役人を殺して逃げたジョーは新聞でブルックス夫人の写真を見てアンと知り悪事を思い立ってやってきた。そしてアンを脅迫しブルックス家の宝石を盗んでアンを連れて逃げた。ロバートは追跡した。アンはジョーがロバートを狙撃するので故意に自動車を崖から墜落させた。かくてジョーは惨死、彼の相棒はアンとの結婚は偽りだったことを白状した。不思議に命を完うしたアンがロバートと結婚したことは言うまでもあるまい。

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作品データ

原題
The Wreck
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
スター・フィルム社
初公開日
1927年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社