花嫁は泣きました:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花嫁は泣きました
花嫁は泣きました
-

花嫁は泣きました

1934年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「土曜日の大観衆」「キートンの麦酒王」のエドワード・セジウィックが監督した映画で、「めりけん音頭」のジャック・ヘイリーが「風の接吻」のメアリー・ボーランド、「プラウンのサーカス」のパトリシア・エリス、「ターザンの復讐」のニール・ハミルトン、「第三の恋」のイザベル・ジュウェルと共演する。原作はリチャード・フローノイの筆になり、「肉体」のレナード・プラスキンスと「麦畑を奪う者」のケイシー・ロビンソンが共同脚色した。撮影は「不思議の国のアリス(1933)」「ビール万歳」のヘンリー・シャープの担当である。

ストーリー

マイクは、ピッコロ吹きとして成功する野心を持っていたが、妻のアンジイは、マイクを自分の父や兄と同じような一人前の泥棒に仕立て上げようと苦心した。だが、それが駄目だと判ると、一人前になる迄は会わないと言って家出して了った。マイクは発奮して或る家へ強盗に入ると、後から来た本職の二人組強盗に身ぐるみ剥がれ、その上強盗の仲間と間違えられて警官に追われ、進退谷まって、汽車に逃げ込んだ。汽車の中には、流行歌手のマーヴィン・ヘイルと結婚して、新婚旅行に出掛けたパットと言う美人が乗っていたが、マイクは彼女のコムパートメントに混れ込んで、花婿の身代りに成る事をパットから頼まれた。マーヴィンはパットの父が二百万弗の損をしたと聞いて彼女を捨てたので、彼女は父に紹介する夫がなくて困って居た所だった。彼女がマーヴィンと結婚したに就いては、パットの本心からではなく、実は彼女の幼馴染のジムの心を惹く芝居だったのであった。マイクは若し彼女の頼みを斥ければ、警官に引き渡すと脅され、五日間と言う条件で承諾した。そして彼等二人は、パットの父の居る南加グレンデイルは到着し、彼女の父やアナベル叔母さんやパットと幼馴染のジム等に迎えられた。所が、パットの実家へは、マイクの妻のアンジイが女中に住み込んで、獲物を狙っていた。ここで、マイクとアンジイが顔を合せたので事態紛糾し、マイクは色々とアンジイに弁解する一方、ジムにパットの真意を伝え早く事件を解決せんとするが、悪い事にアナベル叔母さんがマイクを唄手のマーヴィンと信じ切って、唄を所望する事だった。その都度、マイクはマーヴィンの放送に口を合わせて旨く誤魔化していたが、腐り切ったマイクは遂いにラジオを盗み出して、家具屋のトラックに積み込んだが、その中にはアンジイが盗んだアナベル叔母さんの一万弗の真珠の首飾りが隠してあった。警官が呼ばれ、本物のマーヴィンが乗り込んで来て、大騒ぎとなったが、マイクとアンジイはトラックの運び去ったラジオを警官自動車で追跡し、無事に首飾りを取戻したので、アナベル叔母さんの計いで警官の手を逃れ、マイクは昔の希望通り、あるオーケストラにピッコロ吹きとして雇われる事が出来た。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Here Comes the Groom
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社